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UPDATE|2022/06/26

二刀流アナウンサー・塩地美澄、39歳でもグラビアを続ける理由

塩地美澄 撮影/山田健史

元秋田朝日放送アナウンサーで、フリーアナウンサーの塩地美澄。頭脳明晰でバラエティ番組などでも活躍するトーク力を有しながら、局アナ時代から注目を集めていたスタイルを活かし、グラビア界でも抜群の人気を誇っている。しかし現在の活躍にいたるまでの道のりは、決して平坦ではなかったという。彼女の原点と現在地、これからを語ってもらった。(前後編の後編)

【写真】真っ白ワンピースを着こなした塩地美澄 撮り下ろしカット【6点】

──上京してグラビア活動をするようになってから、お仕事は順調に増えていったんですか?

塩地 実はグラビアのお仕事がなかった期間が1年半くらいあるんです。「今はしゃべりで頑張れよ」という事務所からの愛情だったんじゃないかなと思っていましたが、当時はそれも難しくて、本当に大変でした。

──その期間はどんなことをされていたのでしょうか。

塩地 ありがたいことに給料制だったので、食べていけないわけではないんです。でも、自分でお仕事を作れているわけじゃないのに固定でお給料が入ってきていたから、甘えてしまっていたな、とも思うんです。もう少し勇気を出して、なにかアクションを起こすべきだったんじゃないかな、と。体型も維持できていなかったし、意識が足りていなかった。「このままずっと給料がもらえるわけない」とは自分でも思っていたので、1年半経ってやっと「次の段階に行こう」と考えて、「起業をしよう」と考えたんです。

──起業を。

塩地 今思うと絶対無理だったんですけどね。その準備も全然していなかったので。でも、当時の事務所の社長に「辞めます」と伝えたら、社長から逆に謝られてしまったんです。「ウチがちゃんと売り込んだらもっと仕事があるはずだった。ごめんね」って。面食らってしまいました。それから今の事務所に所属しました。

AUTHOR

山田 健史


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