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UPDATE|2022/07/06

一ノ瀬みか 復帰後初インタビュー、毎日泣いていた日々を救った3つの目標とファンの声

一ノ瀬みか



──2つ目の目標は「アイドルのための総合ケア施設」。これをどういう施設を考えていますか?

一ノ瀬 現役アイドルの方たちの心身のケアを行う施設を考えています。実はこの目標はグループ活動しているときからずっと考えていたことなんです。昨今のアイドル界は、私のように中学生から活動を始める方や、なかには小学生から活動を始める方も少なくありません。こうした業界の若年化に伴い、若いがために周りの大人に気軽に悩みを相談できなかったり、過酷な環境下で活動せざるを得ない方たちは少なくないはず。だからこそ、7年間のアイドル生活を経て得た経験と知識を活かし、アイドルの方1人ひとりに寄り添える居場所を作りたいと思いました。今はどんな形でスタートするのが良いのか模索中です。

──3つ目は「ステージに立って歌って踊る」。

一ノ瀬 これは言葉の通りです。ですが、今の私にとってそれは簡単なことでは無くて。突発性難聴によって小学生の頃から大好きだったベースの音が聞こえなくなって、薬の影響で声が枯れてしまって……。音楽は私にとってかけがえのない物だからこそ、これらはとても受け入れられない事でした。今まで通りにはいかないという事はとても苦しい事です。ですが、だからこそ今がチャンスだと思っているところもあり、新たなスキルを獲得するために作詞作曲やトラックメイクに挑戦中で。新しい事を始めるのは怖いことですが、私にとってその行動は自信につながっています。歌の活動を始めるにはまだ少し時間がかかりそうですが、必ずパワーアップして戻ってきます。

──最後に活動再開を待っていたファンへのメッセージがあればお願いします。

一ノ瀬 グループ脱退後から約半年間、沢山の激励の言葉を下さり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからきっと私は沢山の事にチャレンジして、時にはみっともない結果になる事もあると思います。ですが、どんなときもこの半年間を思い返して頑張れるような気がしていて。今私はすごく幸せで、これからは更にみなさんを巻き込みながら、人生の波を楽しみたいと思っています。どうぞこれからもよろしくお願いします!

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