7月9日(土)に東京・大田区総合体育館で開催される東京女子プロレスのビッグマッチ『SUMMER SUN PRINCESS’22』。3大タイトルマッチを筆頭に強豪外国人選手からアジャ・コングまで参戦するという豪華なラインナップが揃った。その中でも目を惹くのが「令和のAA砲」こと赤井沙希と荒井優希のコンビ。試合前に、2人の対談が実現した。(前後編の後編)
【前編はこちら】SKE48荒井優希&赤井沙希がタッグ「現役アイドルとしてチャンピオンになりたい」【写真】タッグ王座に挑戦するSKE48荒井優希&赤井沙希──7・9大田区では、本当に久しぶりなんですけど、マスクを着用していれば声援もOKということになりました!荒井 そうなんですよ! 私、プロレスラーになってから、はじめてなんですよ、お客さんに声援を送ってもらうのは。あと紙テープもはじめてです!
──そうなんです。この日は紙テープの投げ入れもOKになりました。女子プロレスの華ですからね、試合前の紙テープは。荒井 やっぱりアイドルはファンのみなさんの声援をもらってこそ輝けるので、今まで以上に力が出せるかもしれない! 本当に経験がないので当日、やってみないとわからないんですけど、声援のパワーで「負けたくない!」という想いはいつもの何倍にもなりそうだし、声援でもらった力とマジラビさんがまだ知らない私たちの怖さを思い知らせることができれば、勝てる可能性もあるんじゃないかなって。
赤井 素晴らしい。頼りになる! でも、本当に声援はびっくりするよ。やられているときに「赤井!」とか「沙希ちゃん!」って声援が聴こえてくると「えっ、こんなにもたくさんの人が私を応援してくれている!」となって、その声で立ちあがれることもあるの。声援あってのプロレスだと思うし、それをおもいっきり味わってほしい。
──アイドルのときに浴びる声援とは意味合いが違いますからね。「負けるな」「立ちあがれ」という気持ちはコンサートではお客さんも抱かないでしょうし。そもそも「アライ」コールなのか、「ユキ」コールなのか、「ユキちゃん」コールなのか……。赤井 アイドルの声援っていうのは、誰が決めているの?
荒井 曲に合わせて、自然に発生する感じですね。あとメンバーから「ここでこういう風にお願いします」ということもあります。
赤井 それはウチらにはできないね。グラウンドで絞られたらパン・パ・パンの手拍子で、とか(笑)。
荒井 アハハハ!