次から次へと口に運び、しあわせそうに顔を緩める王林さんに、理想のデートプランを訊ねる。
「絶対青森がいいですね。たとえ東京と青森で同じデートをしたとしても、私は青森での方がいい顔をしていると思う」
やはり王林さんの中に根付くのは深い郷土愛。改めて青森の魅力とは?
「何だろうな、生きているだけでしあわせだって思わせてくれるんですよね。自然豊かで四季がはっきりしているから、ただそこで季節を過ごすだけで、何か特別なことをしなくてもしあわせになれる土地なんです。青森にあるのは人工的なものじゃないので、青森でしか感じられないんですよ。だから青森で自然を感じるデートがしたい」
特別なことは何もいらない?
「うん! でもサプライズは大好きだから、突然踊り出すみたいなことはしてほしい(笑)。あとは記念日に東京で食事をして、外を見たらビルの明かりで文字が作られているみたいなのとか……」とサプライズに関してはベタな展開が好きだそう。