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UPDATE|2022/08/19

元AKB48 野中美郷が8年ぶりにアイドル復帰「レッスン終腰が痛くて、超ブランクを感じた」

野中美郷 撮影/西邑泰和



──正式に内田さんに認めてもらうまでは気持ちも落ち着かないですよね。

野中 まさに落ち着かない気持ちのままIWAで普通に働いていて、舞台が終わったタイミングで、「今日こそ絶対に言おう!」と思ったけど、なかなか怖くて言い出せなくて……。一杯ビールを飲んで勢いをつけて、「SAISONに入ることにしました!」と言ったら、眞由美が「おめでとう」と拍手をしてくれたんです。たぶん私が、どっちつかずな感じで言ったのが嫌だったんでしょうね。それからはSAISONの活動をメインにして、ライブもレッスンもない日は、IWAに入っています。

──そもそも鈴木さんからの誘いがなかったら、アイドル復帰をしようとは思わなかったんですか?

野中 自分からやりたいという気持ちはなかったんですけど、まりやんぬは「みちゃがSAISONに入ったら楽しくやってくれそう」と感じて、誘ってくれたみたいです。あと、まりやんぬとはプライベートでも仲が良いんですけど、一緒にカラオケに行くことが多くて。楽しそうに歌う私を見て、まだ歌いたいんだなと思ったみたいです。確かにAKB48を卒業してからも歌うのは好きでしたからね。一人ではそんなきっかけを作れなかったし、「また、みちゃが歌って踊ってる姿を見られてうれしい」というファンの方のツイートも多くて、まりやんぬには感謝しています。

──SAISONに入ろうと決断した決め手は?

野中 期間限定だから、この日まで頑張ろうという明確な目標がありますし、SAISONのライブを見て、私が思っている少人数のアイドルグループとはイメージが違うなと感じたのも大きかったです。アイドルってブリブリな曲や衣装で、しゃべり方や雰囲気も可愛いに寄せがちですけど、SAISONはみんな大人で、いろいろな経験をしているだけあって落ち着いていて、ここだったら馴染めるんじゃないかなと。みんなアイドルとしては年上のほうだけど、見え方としては無理してないなと感じたんです。

AUTHOR

猪口 貴裕


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