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UPDATE|2022/08/19

元AKB48野中美郷のセカンドキャリア「福岡で代表取締役に就任して、エステサロンを任された」

野中美郷 撮影/西邑泰和



──SAISONには初めましてのメンバーもいたと思いますが、すぐに馴染めましたか?

野中 いまだに馴染めているかは分からない(笑)。まだ、がっつりレッスンを始めてから1、2か月ですからね。

──久しぶりのライブはいかがですか?

野中 初めてSAISONのステージに立った時は、緊張よりも楽しさのほうが勝っていて。「やっぱこれだわ!」と感じたんですけど、その時に披露したのは2曲で。その後、曲数が増えて行くに従って緊張のほうが大きくなって。7月10日に開催した「新メンバー加入イベント-SAISON革命-」は緊張しすぎて、ステージに出た瞬間、頭が真っ白になっちゃいました。曲を届けるというよりも、間違いないようにパフォーマンスするのに精一杯。AKB48時代は緊張した記憶がほとんどないんですけど、その時は余裕がなくて何にも覚えてないんですよ。特典会でファンの方から、「すっごく緊張してたね」と言われるほど、きょどっていました(笑)。

──ライブはAKB48時代のファンも多いんですか?

野中 そうですね。コンスタントにIWAに来てくれている方もいるんですが、久々に会いに来てくれる方が多いです。8年ぶりに会う方もいるんですけど、雰囲気は変わってないので、すぐに思い出せるんですよね。

──AKB48の経験が、SAISONの活動に活きている部分はありますか?

野中 意外と別物ですね。AKB48時代はありがたいことに、大きいステージに立てたり、毎日何かしらのお仕事をいただいたりしていましたけど、SAISONはたくさんのアイドルが出る対バンライブが活動の中心なので、私たちのファン以外のお客さんばかりなんです。それに出番も約20分と短いじゃないですか。持ち時間が短い中、SAISONを見つけてもらうために、お客さん一人ずつに目を合わせてパフォーマンスをしています。メンバーが私を受け入れてくれたので、グループに貢献しなきゃと必死です。

──SAISONの活動期間が半年を切っている中、どういう目標で臨んでいますか?

野中 1年しか活動期間がないグループなのに、残り半年で新メンバーを入れるなんて、絶対に賛否があるなと思ったんです。いまだに納得できないという人もいると思うんですけど、活動が終わる頃には「9人でよかった」「野中美郷が入って良かった」と、SAISONのメンバーとして認めてもらえるように今は頑張っています。それに眞由美との約束を破ってまで始めたことなので、IWAでがっつり働くようになった時に、SAISONで私のファンになった方にも来てもらえるように爪痕を残したいです。
AUTHOR

猪口 貴裕


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