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UPDATE|2022/10/05

松本人志の代役で注目のものまねタレントJP、本人との心温まるやり取り明かす

撮影/桜井恒二

ものまねタレントのJP(ジェーピー)が10月5日、都内で実施された映画『ソングバード』(10月7日公開)の公開記念イベントに登場。ダウンタウンの松本人志との心温まるエピソードを明かした。

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苦節19年、芸能活動が縮小を余儀なくされたコロナ禍において、逆境をはねのけ、松本の代役として『ワイドナショー』(フジテレビ系)などに出演して注目を集めたJP。これまでの苦労を振り返って「辛かったですね。出口の見えないトンネルをずっと走っている感じだった。しんどかったですけど、出口があると思って走り続けたのはお笑いの力」と語った。

コロナ禍で生き抜く術を問われて「20歳からものまね芸人を始めて、松本さん(のものまね)も19年間ず〜っとやり続けて、それでも日の目を浴びず。19年ですよ。そんな待てます? 僕、カップラーメンですら待てないですから(笑)。でも19年待ったことで、代役という芸能史上、類を見ない出方で出させてもらった。コロナがあっても、気持ちが折れずに、諦めずにやり続けてきたから代役というお仕事が決まっただなと思う」と感慨深げに。「コロナだからこそできることがある。それをやり続けたら、見てくれている神様もいる」と述べた。

JPはまた、松本に初対面したときを述懐。「松本さんが『お前、(『ワイドナショー』に)この間出てくれてありがとう。お前がもしコロナになったら、次はおれが代役やな』と帰っていかれた。その数時間後に、僕コロナになったんですよ。そんなことある!? と思った」と説明。その際にも松本がツイッターでJPに言及。「その後ご挨拶したら『ええよ、ぜんぜん。ただ、お前のこと公認してへんからな!』と言われました。愛のムチをもって言っていただいた」と感謝した。

映画イベント初登場のJPは、十八番のダウンタウン・松本人志、麒麟の川島明、バナナマンの設楽統、オズワルドの伊藤俊介などのものまねをしながらトークを展開。「いっぱいネタやって、次のお仕事につなげようと思ってます」とマイク芸や仮面ライダーの変身ポーズを披露するなどハッスルした。

『ソングバード』は、“ハリウッドの破壊王” マイケル・ベイがプロデュースし、ロックダウン下に初めて製作されたハリウッド映画による戦慄のパンデミック・スリラー。10月7日より全国公開される。

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