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UPDATE|2023/02/10

山田裕貴が荒廃した世界で生き抜く4月期ドラマの主演「人と向き合うことを思い返させてくれる」

山田裕貴 (C)TBS

俳優・山田裕貴が、4月期の金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系、夜10:00~)で主演を務める。

【関連写真】『東京リベンジャーズ』ではドラケンを演じた山田裕貴【6点】

現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』では、徳川家臣団の一人・本多忠勝を好演している山田。昨年、「2022年エランドール賞」で将来有望な俳優に贈られる新人賞を受賞し、雑誌『ViVi』(講談社)の名物企画「国宝級イケメンランキング ADULT部門」では、2022年上半期・下半期で連続第1位にランクインし殿堂入りを果たした。そんな山田が今回、『恋はつづくよどこまでも』を手がけた金子ありさの脚本による『ペンディングトレイン』で、初のゴールデン・プライム帯連続ドラマ主演に挑む。

本作は完全オリジナルの予測不能ヒューマンエンターテインメント。8時23分のいつもと変わらない朝、都心へと向かう電車では、SNSをチェックしたり動画を見たりとほとんどの乗客がスマートフォンを見ていた。昨日と同じ今日を迎えると誰もが思っていたが、突如として都心へと向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。偶然か運命か、乗り合わせていた乗客たちによるサバイバル生活が幕を開ける……。
 
山田が演じるのはメディアでも活躍するカリスマ美容師・萱島直哉。仕事柄コミュニケーション能力は高いが、どこか捉えどころがなく、何を考えているか分からない危険な色気を感じさせる。そこには、直哉がこれまでに経験してきた複雑な過去が関係している。どこか心を閉ざし、表面上の明るさと饒舌さで日々をやり過ごしていた直哉が、極限の地に放り出された時、果たして何を想いどんな行動をとるのか。

物語の舞台である“電車内”は、老若男女、様々な人が毎日、見知らぬ人と近い距離を共にする、いわば"日常"と"非日常"が接する空間とも言える。他人の目ばかりを気にして、でも気にすることに疲れ、誰かが苦しんでいると「それに比べれば自分はいい方」だと安心し、他者が責められているのを見ると「自分は大丈夫だ」と安心する。そんなそれぞれ異なる悩みを抱えた登場人物たちが突如"日常"を奪われ、何もかも遮断され"ペンディング"された"非日常"の世界の中で、昨日まで赤の他人だった人々と共に生き抜くことになる。

▽山田裕貴コメント
この作品は、たまたま電車に乗り合わせた人たちが未来の何もない世界にワープしてしまうという非現実的なお話です。まさにそんな物語と同じで、僕自身GP帯連続ドラマ初主演ということが今はまだ不思議な気持ちでいっぱいです。主演だからとは気負わずに、これまでの作品同様“役を生きる”ことを大切に、共演者やスタッフの皆さんに助けてもらいながら頑張りたいなと思っています!

今回僕が演じる直哉は、どちらかというと主人公っぽくないというか・・・複雑な過去を背負って生きているキャラクター。お話を作る過程で、プロデューサーさんや脚本家さんに、まずは僕がどんな人間なのかを知ってもらおうと話し合う機会を作っていただき、直哉という人物を作っていきました。なので、僕に似た部分もあるのかなって思っています。SNSが身近なものになるにつれて、見た目の印象でその人のことを決めつけてしまうことってあると思うんですよ。だけど、人はその人にしかわからないこともあるし、見ようとしないと見えてこない部分もたくさんあるはず・・・。SNSが普及している今だからこそ、ちゃんと人を見よう、人とのつながりを大事にしよう、大事なものって何だろうって思い返させてくれるようなドラマになると思います。他人を信用しない、世の中そんなに甘くないと思っている直哉のキャラクターを通して、そんなメッセージも伝えられたらうれしいです。

【あわせて読む】映画『東京リベンジャーズ』山田裕貴「ドラケンは心の人、すごく人のことを見ている」

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