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UPDATE|2023/03/09

映画『Winny』主演 東出昌大が語るアナログ私生活「肉がなければ山へ狩りに、薪をひたすら割って」

東出昌大 撮影/山田健史



──現在の東出さんは、役者としての未来について、なにか考えているプランはありますか。

東出 ないです。仕事が来たらフルスイングで長打を打つということだけですね。

──作品を選ぶこだわりもないのでしょうか。

東出 作品においては、自分は材料だと思っているんです。僕が良い材料になれそうだと感じた時は参加する様にしています。

──自分がやる意味があるかどうか、ですか。

東出 そうです。でも難しいですよね。本質を追おうとしている作品って小難しいことが多いから、間口は広くなかったりする。そうするとどうしても作品規模も小さくなってしまいますが、やっぱり本質で生きていきたいなと思ったりはします。

──これまでの役者人生の中で変化をしてきて、現在の価値観になったのでしょうか。

東出 フリーになっていることは大きいです。事務所にいると、自分の判断基準だけで、仕事は選べない時もありますし。今は「僕はとにかく芝居を頑張るんだ」という感覚でいます。
AUTHOR

山田 健史


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