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UPDATE|2023/03/09

アスリートの盗撮、安藤美姫が時代の変化を語る 「有名税だから仕方ない、から被害から守ろうへ」

(C)AbemaTV,Inc.

ニュース番組『ABEMA Prime』が、平日夜9時より「ABEMA NEWSチャンネル」にて生放送されている。3月8日(水)夜9時からの放送では、女子駅伝の全国大会で、出場選手の下半身などを執ように撮影した疑いで男が書類送検されたことを紹介した。

【写真2点】自身の経験を話す安藤美姫

番組MCを務めるプロフィギュアスケーターの安藤美姫は自身の経験を告白。「フィギュアスケートは、競技会において一般の撮影は禁止されている。メディアも申請が必要だが、私が選手として注目され始めた頃はメディアの規制がなかった。そのため、成人男性向けの週刊誌カメラマンに撮られて、10代の頃からそういう雑誌に載ってた」と振り返り、「今でもカメラを向けられていたり、触っている人がいたりするだけでも、怖くてトラウマになっている」と打ち明けた。

一方で、「あたたかい気持ちで、応援してくださる方もいる。そういうファンを大事に考えたい気持ちもある」と線引きの難しさについて話した。

また、女性アスリートをめぐる意識変化について言及する一幕も。「現役時代に被害を訴えても、『有名税だから仕方ない』『そんな恰好をしてるからでしょ』と言われていた。でも、今は『女性アスリートをわいせつな撮影から守ろう』という社会やメディアの意識が強い。声を上げたら、それが通る時代になった」とコメント。

その上で、「性的な被害に関する話題では、女性アスリートが主に取り上げられるけど、男性アスリートも同じことが言える。そこもしっかり考えて欲しい」と問題提起した。

【あわせて読む】安藤美姫「日本では休みがなかった」、日本と海外における“休みの違い”を語る

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