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UPDATE|2023/04/10

炎上芸人の絆? TKO・木下とアンジャッシュ・渡部の“無言”の会話「言葉はなくても通じ合うものがある」

(C)Abema TV, Inc.

毎週日曜正午より「ABEMA NEWSチャンネル」で生放送されている『ABEMA的ニュースショー』。9日(日)の放送では、再出発を切ったお笑いコンビ・TKOの2人が登場した。

【写真】周囲の温かい言葉に泣きそうになる木本武宏、ほか番組カット【5点】

“ゼロからのスタート”を誓った木本武宏は「いろいろあった時に、支えていただいたのは千原ジュニアさんです」と明かし、相方の木下隆行も「“3人目のTKO”ということで、本当に我々は感謝しております」と、番組MCでお笑い芸人の千原ジュニアに率直な気持ちを伝えた。

千原はTKOに物申したいことがある様子で、「ちょっとお時間を頂いてもよろしいでしょうか」と、ニヤリとする。「木本から連絡があって『TKOの自伝を出版するから、その帯を飾る推薦コメントを書いてほしい』と言われた。30年の付き合いなので、もちろんOKさせてもらった」と話し、「次の日に今度は木下から連絡があって、『素晴らしい帯コメントをありがとう。本当に感動しました』と。俺はまだ原稿すら読んでないのに、と怖くなった」と怯えた表情で語り、笑いを誘った。

木下が見たものは「コメントを入れた場合のデザインを見せるための、仮のものだった」とし、「出版社の人が書いてるコメントを読んで『感動した』と言われて、もう断ろうかなって。適当が過ぎんねん。何であんなことになるん?」と疑問を抱いている様子。木下は「早めにお礼の気持ちを言わなアカンと思って、木本から『OK出たで』と聞いたので、コメントを読まずに送りました」と白状する。千原は「あれは嘘なんや」と怒った顔を見せた。

また、TKOが競輪のイベントステージに登場し、“自虐ネタ”を連発した話題を紹介。木本は「登場して挨拶代わりに頭を下げると、それだけで爆笑が起きるんですよ」と自らをあざける。木下も「最前列にいたお客さんは、ずっとペットボトルを投げるフリをしていた」と笑いを交えてコメントし、「自虐ネタでウケてくれるので、今はそれで上手いことを言っていて、助かっている」と振り返った。

このような自虐ネタの解禁タイミングについて、ネットの炎上に詳しい専門家は「不祥事のペナルティは法律で決まっているが、人の感情にはそれがない。時効は人々が忘れるまで。他者に大きい迷惑をかけた場合は、自虐ネタにしない方が受け入れられやすい」と自身の見解を示すと、千原は「許されない人と許される人がいるよな」と複雑な表情を見せた。

また、「いま炎上している方を見る目も変わってくる?」と話を振ると、木下は「お互いに気持ちがわかっているので、顔を合わせたらゆっくりうなずきます」と語る。続けて「先日、アンジャッシュの渡部くんと同じ現場になった。お互いに言葉はなく、ただ見つめ合いながら、『大変やな』『大丈夫か?』と心でキャッチボールをしていた。たぶん、動物の会話ってああいう感じなんやなと思った。言葉はなくても、通じ合うものがある」と告白。

さらに番組では、Twitterで見つけた「あるサウナ施設で、TKO木本のサインがわざわざ隠してあった」という証言を調査。施設の関係者の方に話を伺うと、「『木本は謹慎しているのに、サウナに来てサインを書いてる』と面白半分で出回ってしまうと、本人にとって良くないのかなと思った」と真意を語り、現在はサインを公開していることを明かした。その他にも、木本がサインした店を取材すると、どの店もサインは現存。

サインをもらって励まされた店主たちから、今度は木本へ応援メッセージが送られると、その目には涙がたまっていた。木本は「ありがとうございます。すごく迷惑をかけてしまった方々なのに、メッセージを送っていただいて申し訳ないです」と店主らの言葉を受け止めた。

番組の最後には、TKOが3年ぶりにテレビで新作コントを披露。2人らしいネタが披露されると、千原は「TKOはやっぱりコントやな」と絶賛した。

【あわせて読む】千原ジュニアの率直な疑問「TikTokのブームはいつまで?」に「まだ始まってもいない」

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