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UPDATE|2023/05/24

NewDaysのCMで注目・原愛音、マネージャー体験で泉谷しげるの印象一変「すごく優しい方」

原愛音 撮影/山田健史

福岡県出身の女優・原愛音が、5月26日(金)より全国にて順次公開する映画『僕の町はお風呂が熱くて埋蔵金が出てラーメンが美味い。』に出演する。原といえば、2022年8月よりJR東日本の駅中コンビニ・NewDaysのイメージキャラクターとして、駅や電車内の広告で見掛ける機会も多い。同広告の都会的な印象とはまた違う、富山の素朴なヒロイン・花凛を演じる“僕ラー”の見どころや撮影の思い出などを聞くと共に、彼女の内面や将来の展望について語ってもらった。

【写真】CMで話題、原愛音の撮りおろしカット【15点】

──原さんが注目を集めたのは「NewDays」のイメージキャラクターが大きなきっかけでした。お仕事が決まったのはいつ頃だったのでしょうか?

原 上京するくらいのタイミングでオーディションを受けていて、上京してすぐのお仕事になりました。実をいうと、「NewDays」は福岡にはないのであまり馴染みはなかったんです。でも東京でJRに乗ると本当にどこにでもあるので、「こんなに展開されているんだ」と驚きましたし、起用していただけたのは本当にすごいことだったんだなと改めて実感しました。

──街で声を掛けられたりもしますか?

原 それがまだないんですよ。今回、映画の撮影で富山に新幹線で行ったんですけど、ホームにあるモニターで、私の映像がバンバン流れていたんです。だから「ちょっとマスク外してみようかな」と自分からバレにいってみたんですけど、まったく声は掛けられませんでした(笑)。

──それはちょっと寂しかったですね(笑)。CM撮影はどんな雰囲気でしたか?

原 2日かけて撮影したんですけど、駅の構内だけでなくオフィスで撮影したりもして、割りとハードなスケジュールだったことを覚えています。でも1人でこれだけ大きなお仕事というのはなかなかないので、緊張しながら必死に頑張りました。改めて考えてみてもありがたい経験でしたね。Instagramでたくさん反応してくださったり、久しぶりの方から「めっちゃ見るよ」と連絡をもらったりもしましたし、フォロワーも少し増えました!

──先ほど上京のお話がありましたが、原さんが上京されたのはいつ頃だったのでしょうか?

原 去年の6月に上京してきて、もうすぐ1年になります。大学に進学するかどうか少し迷っていたんですけど、「1人でやっていかないといけない」と覚悟を決めて進学せずに上京しました。もちろん最初は「大丈夫かな」という不安もありましたけどね。今もまだまだ東京の街には全然詳しくないですし、人の多さにずっと圧倒されています(笑)。でも1人暮らしはだいぶ慣れてきました。

──自炊もされるんですか?

原 最初は少し頑張っていたんですけど、今はサボり気味です……(笑)。頑張らなきゃなとは思いつつも、今は夕方にスーパーのお総菜を買って、ご飯だけ炊いているというような感じです。

──高校を卒業するタイミングで上京することは、ずっと思い描いていたのでしょうか?

原 中学1年生の頃から芸能のお仕事はしているのですが、それまでは「いつか上京できたらいいな」というくらいの気持ちだったんです。でも、高校3年生の夏ごろに事務所のマネージャーと「本格的に頑張ろう」という話になってエンジンが掛かりました。両親は上京を心配するというよりも、むしろ「行くなら結果を残してこい」という勢いで後押ししてくれて、そこはありがたいです。中学生の弟と妹は、実家の私の部屋が使えるようになるので「はよ出てって」と言っているくらいでちょっと寂しいですけど(笑)。

──ご両親と3人きょうだいでの暮らしから1人暮らしとなると、静かになりますね。

原 そうですね、初めてお盆に帰省した後、東京に戻ってきたらホームシックになりました。最初に出てきた時はそこまでじゃなかったんですけど、一度家族や地元の友達に会うと恋しさが増してしまって、何もしなくても涙が出てくるみたいな状況にもなりました。

──上京して以降、ご自身の変化は実感しますか?

原 今までは親に「これをやったら?」「あれをやったら?」と言われて動くことが多かったんですけど、1人になってからは自分で考えて行動しないと何も起こらないので、それができるようになってきました。たとえば、将来はアクションをやってみたいなと思っているので、自分でアクションを学べるジムに申し込みをして通ってみたりとか。

──アクション作品に関心があるんですね。

原 ずっと目標にしているのは『キングダム』の清野菜名さんや、『MOZU』の真木よう子さんのような、女性が前に立って戦うような役です。すごく格好良いなと憧れています。

CREDIT

取材・文・撮影/山田健史


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