FOLLOW US

UPDATE|2023/05/24

NewDaysのCMで注目・原愛音、マネージャー体験で泉谷しげるの印象一変「すごく優しい方」

原愛音 撮影/山田健史



──改めて、映画『僕の町はお風呂が熱くて埋蔵金が出てラーメンが美味い。』への出演が決まったときの心境を聞かせてください。

原 脚本を読んだ瞬間から、本多繁勝監督の富山県に対する愛情の深さがすごく伝わってきたんです。私自身は富山に行ったことはなかったんですけど、脚本を読んで「こんなに魅力がある町なんだ」と知って、出演できることがうれしく、撮影をすごく楽しみにしていました。撮影をした射水市もすごく落ち着く町並みで、2週間の撮影ですごく大好きになりました! 第2の故郷と呼びたいくらい素敵な場所でしたね。

──原さんが演じた花凛は、どんな人物ですか?

原 将来は憧れの東京に出ようかなと悩みながら、射水市にずっと住んでいる女の子です。私自身も、福岡出身で東京にずっと憧れがあったので、リンクする部分があって、そういう部分をうまく取り入れながら役を作ることができたんじゃないかなと思います。

──現場の雰囲気はいかがでしたか?

原 男子3人(酒井大地、宮川元和、長徳章司)が実際に高校生で、同い年なんです。私は少し年上でしたが、ちょっと空き時間があった時には、4人でサイクリングに行って釣りをしたり、一緒にTikTokを撮ったりとみんなでずっとわちゃわちゃしていました(笑)。本多監督も「その雰囲気のままやってくれ」と言ってくださったので、自然に演技することができました。実際の町の皆さんも本当に温かくて、「みんなで一緒に頑張ろう」という熱意を感じる、すごく雰囲気の良い現場でした。

──共演された泉谷しげるさんの印象はいかがでしたか?

原 最初、泉谷さんの見た目やテレビなどのイメージから「怖い人なのかな」と緊張していたんですが、現場ではすごくフランクに話しかけてくださいました。暑かったらうちわで扇いだり、泉谷さんのマネージャーみたいなこともさせていただいたりしたんですよ(笑)。そうやって密に接してくださったことは、現場のいやすさにも繋がりましたし、現場での振る舞い方の勉強にもなりました。すごく優しい方だなと思いましたね。

──今作の現場で、女優として得た新たな学びがあれば教えてください。

原 演者ではありつつも裏方のようなお仕事も少し手伝わせていただいたことで、スタッフの方々への感謝を忘れちゃいけないなと再確認しました。一度カチンコを打たせてもらったんですけど、打ち方にもやっぱりコツがあるんですよね。

──そうなんですか?

原 アップで撮影している時には、人の近くでカチンコを鳴らすことになるので、あまり大きな音で鳴らすと耳がキーンってしてしまうんですよ。だからちょっと抑えめにするとか、鳴らすタイミングなんかも教えてもらいました!

──女優さんとしても、スタッフのお仕事をさらに間近で見られるというのは勉強になるんですね。

原 撮られる側と撮る側だと見ている部分が違うので、そこは今後のお芝居の中で生かされるんじゃないかなと思います。すごく良い経験をさせてもらいました。

──最後に、今後の展望を聞かせてください。

原 まだまだお芝居の経験が少ないので、ドラマや映画にもっと出たいなと思っています。今年で20歳になるので、より多くの方々に見ていただく機会を増やしていきたいです。アクションもそうですが、普通の人生だったら経験しないような役にも挑戦できることもお芝居の楽しさだと思うので、ぜひやってみたいです!

(取材・文/山田健史)

▽原愛音(はら・あいね)
2003年8月8日生まれ、福岡県出身。166センチ。
Twitter:@aine_hara_0808
Instagram:aine_hara_0808
CREDIT

取材・文・撮影/山田健史


RECOMMENDED おすすめの記事