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UPDATE|2023/06/10

天野きき、ミスマガジン2021でW受賞するまで「昔はとんでもなくイモだった」

天野きき 撮影/荻原大志

「ミスマガジン2021」で「ミス週刊少年マガジン」と「ゲームアイドル部門」をダブル受賞したグラビア界の新星・天野きき。今年3月に高校卒業とともにアイドルを卒業し、さらなる活躍が期待される彼女のミスマガジン挑戦の裏側と素顔に迫った。

【写真】グラビア界の新星・天野ききの撮りおろしカット【10点】

──今年4月から大学生になったばかりなんですよね。大学では何を学んでいるんですか?

天野 主にマーケティングを学んでいて、ブランディングなんかも含んでいる学部なので、この仕事にも役立つかなと思って選びました。友達もできて本当に毎日が楽しいんですけど、授業のスピードが速くて……。しかも毎授業で必ず課題が出るんですよ! 大学生になって一日中暇っていう日がなくて、思った以上の忙しさにびっくりしています。

──この世界に入ったのは中学生の時で、スカウトがきっかけだったそうですが、もともと芸能界に興味はあったんですか?

天野 『nicola』という雑誌が好きで、専属モデルになりたくて、こっそりオーディションに応募したりしていました。でも当時はとんでもなくイモだったので、書類審査すら通らずでしたね(笑)。スカウトを受けて初めて事務所のレッスンに行ったときも、周りの子はみんな完成されていたので、「私、大丈夫かな……」と思ったのを覚えています。

──事務所に入ったときはモデル志望だったんですか?

天野 憧れてはいましたけど、当時はまだ身長が149センチしかなくて。だからモデルではなく女優を目指してみようかなとお芝居のワークショップに参加してみたんです。そうしたら、すごく楽しかったんですよ! 

そこからお芝居をやりたい気持ちが本格化して、中3の時に初めて舞台に立ちました。事務所主催の舞台だったんですけど、上位の子はセリフが多く20番目の子は本当に一言みたいな感じで番手によってセリフ量が違っていたんです。その中で私は13番目で、もっとイケると思っていたからすごく悔しくて。その時にもっと頑張りたい、他にもいろんなことに挑戦したいと欲が出てきました。

──女優としての活動の傍ら、「ミスマガジン2021」に参加して「ミス週刊少年マガジン」と「ゲームアイドル部門」をW受賞して一気に注目を集めました。現在もグラビア活動は盛んですが、もともとグラビアが好きだったそうですね。

天野 世間の方からするとグラビアって水着のイメージが強いと思うんですけど、制服とか、水着だけじゃない魅力がたくさんあるんですよね。私は、お父さんが『週刊ヤングマガジン』を定期購読しているんですけど、表紙の子がかわいいなと手に取って眺めているうちにグラビアが好きになっていきました。当時、特にお顔がタイプだったのは久松郁実さんです! 

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/荻原大志


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