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UPDATE|2023/06/30

EXIT 兼近、増加する熟年離婚を考える「『結婚が当たり前』じゃないと気付くようになった」

EXIT・りんたろー。(C)Abema TV, Inc.

平日夜9時より生放送されているニュース番組『ABEMA Prime』の29日(木)の放送では、20年以上同居した夫婦の離婚率が増加傾向にあることを紹介。熟年離婚を決断した当事者に話を聞いた。

【写真】「結婚には賞味期限がある」と主張する薄井シンシア、ほか番組カット【4点】

昨年結婚したばかりで番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「離婚したかったら、すればいいんですよ」と苦笑いを浮かべた上で、「パートナーのために何かを犠牲にしたり、我慢したりして、自分の人生を楽しめなくなるとしんどいはず。僕自身は、『この人と添い遂げたい』と決めた相手を守り切れるヤロウでありたいと思いますけどね」と熱く語り、共演者は顔をほころばせた。

相方の兼近大樹は、「最近は『個人の自由』が叫ばれるようになり、『結婚することが当たり前』という時代に結婚した人が『当たり前じゃなかった』と気づいてしまった。熟年離婚を選択する人はどんどん増えていくと思う」と推測した。

30年の結婚生活を終えた薄井シンシアさんは、「結婚には賞味期限がある。人生100年時代になり、パートナーが自分とずっと同じ方向を見ているとは限らない。人生において求めるものが変わったのであれば、『新しい人生を始めよう』で、良いのでは?」とコメントした。

これに兼近が「結婚を“素敵なもの”と捉えすぎているってことですよね」と重ねると、りんたろー。は「え?2人が何を言っているのか、さっぱりわからない。僕はめちゃくちゃ幸せですけどね」と笑いを誘った。

また、ゲストの女性が、離婚を拒む夫を差し置いて子どもたちと話し合いを進めているエピソードを紹介すると、兼近は「僕も両親が離婚している。同じように、両親が揃うと大変なことになってしまうので、きょうだいだけで話し合った記憶がある。『両親のどちらについていくのか』『きょうだい全員が一緒だと経済的に苦しいから、お前はこっちだな』『親に対して本当はこう思ってる』など。子どもの立場としては、前向きに話し合えていたと思う」と振り返った。

これに薄井さんは「兼近さんのご両親は、話し合いができる子を育てたので、親としては最高だったんですね」と声をかけると、兼近は「幼少期から話し合いができる子どもたちに育ちました」と照れ笑いを浮かべた。

さらに、妻から度々出されていた“イエローカード”に気づかず、ある日“レッドカード=離婚”を突き付けられた男性が登場すると、りんたろー。が「フェアプレーを心掛けないといけない」と背筋を正したその隣で、兼近は「結婚って怖い」とポツリ。薄井さんは「怖がることはない。そのために離婚があるんだから」と諭し、議論を締めくくった。

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