TBS系「日曜劇場」では放送されている『VIVANT』(TBS系)。第4話では闇の諜報組織「別班」の一員であることが判明した乃木憂助(堺雅人)。8月13日(日)放送の第5話では、彼の知られざる過去が明らかになる展開となった。(以下、これまで放送されたドラマのネタバレがあります)
【写真】堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ら『VIVANT』豪華キャスト陣首吊り自殺と見せかけて、橋の上から山本(迫田孝也)を突き落とした乃木と黒須(松坂桃李)。しかし、付近の防犯カメラが使用不能状態だったことから、誤送金事件を告白した山本の遺書は偽装ではないか?これは自殺ではなく、他殺なのではないか?と野崎(阿部寛)は疑念を深めていく。
第1話から思っていたが、野崎のカンの鋭さ、洞察力は並ではない。もはやそれは超能力の域に達している。 アベちゃんの手にかかれば、どんな怪事件も一刀両断。どんと来い!超常現象!(by 『トリック』上田次郎)
やがて乃木が怪しいと睨んだアベちゃん野崎は、再びバルカへ。福澤克雄作品の鉄則「昨日の敵は今日の敵」理論で、あれだけ追いかけ回されていたバルカ警察のチンギス(Barslkhagva Batbold)と、あっさり手を組んでしまう。この二人が共同戦線を張ったら、かなりの驚異です。
爆発現場に残されていた小型カメラの映像から、乃木がテロ組織テント幹部ザイールに発砲していたことを確認。丸菱商事の万年課長が別班の工作員であることを確信した野崎は、その正体を探るために日本へトンボ帰り。京都・舞鶴、島根の実家へと渡り、彼が幼少時にバルカにいたこと、両親と生き別れになってしまったこと、強いストレスによる記憶障害に陥っていたことが判明。
ってことは、乃木の別人格「F」はこの記憶障害によるものなのか?その謎も、追って解き明かされることになるだろう。