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UPDATE|2023/08/27

カツオが主婦の気持ちを代弁!? 料理を担当すると張り切る波平とマスオにカツオがかけた言葉とは

『サザエさん音楽大全』

8月20日放送のアニメ『サザエさん』の中のカツオの発言に、「よくぞ主婦の気持ちを代弁してくれた」と共感する声が多数集まっている。話題になっているのは作品No.8620の「美味しい悩みごと」。サザエさんも思わず「カツオわかってるじゃない」と称賛した発言とは、一体どんなものだろうか。

【関連写真】1956年に公開された実写版『サザエさん』

ことの発端は、ノリスケさんの相談からだった。なんでも最近タイコさんの様子がおかしいのだと言う。食事中にちっとも美味しそうでなかったり、楽しそうでなかったり……。マスオさんに心当たりを聞かれても、ノリスケさんは“思い当たることが多すぎてわからない”とのこと。

自分が何かをしたのかもしれないが皆目検討がつかないノリスケさんは、何に対して怒っているのか意を決して本人に聞くことにした。すると、別に怒っているわけではなく近頃自分の作る料理が美味しいと思えないのが理由で、食事中の様子がおかしかったと判明。自分で作っているから味の予想がついてしまうのが原因だそうだ。

ワカメの「だったら、ノリスケさんもタイコさんを手伝ってあげたら?」という助言に従って、食事作りを手伝うことにしたノリスケさん。最初はイタリア料理に挑戦しようとして失敗したものの、2回目に作ったフレンチトーストは大成功。「とっても美味しい!」とタイコさんも満足してくれて、めでたしめでたしの結果となった。

さて、それを聞いた波平さんとマスオさんは「お父さん、僕たちも負けてられませんよ~」「そうだな。よし、これから休みの日の朝飯はワシらで作るとするか」と一念発起。しかしサザエさんに「ありがとう、でもお気持ちだけで結構です」とあっさり断られてしまう。じつは2人が料理をした後の台所は、いつも後片付けがされずグチャグチャ。その状態を知っているサザエさんとフネさんからすれば、後片付けの手間がかかるくらいならいつも通り自分たちで作ったほうがいいと判断したのだろう。その様子を見ていたカツオは、「洗い物を終えるまでが、料理なんですよ」と男性陣2人を諭すのだった。

カツオのこの発言に、ネットでは「それ、まさにウチの人に言いたい」「全主婦(主夫)の気持ちがこの一言に表れているわ」と多数の共感の声があがった。いつも調理を担当している人へ感謝の意を込めて食事を振る舞うのは素晴らしいことだが、くれぐれも後片付けまできちんとやらないと逆効果になってしまう…… かもしれない。


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