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UPDATE|2023/09/01

『VIVANT』乃木は本当に仲間を裏切った? 父との再会の先にあるものとは

『VIVANT』第8話予告(TBS公式YouTubeより)

TBS系「日曜劇場」で放送されている『VIVANT』(TBS系)。8月27日(日)に放送された第7話では、乃木(堺雅人)が別班を裏切るという衝撃の展開が待ち受けていた。(以下、これまで放送されたドラマのネタバレを含みます)

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自衛隊のエリート集団“別班”のメンバー6人がついに揃い、テロ組織であるテントに関する作戦会議が開かれた。テントのリーダーが乃木の実の父、ノゴーン・ベキ(役所広司)であることから、高田(市川笑三郎)はテントの件に乃木が参加すべきではないと進言。しかし司令塔の櫻井(キムラ緑子)は高田の意見を却下し、乃木をリーダーに任命した。

一方、公安でもテントに関する会議が行われていた。ノゴーン・ベキが元々日本の公安に在籍しており、任務の一環で農業使節団としてバルカ共和国に渡っていたことが判明。公安の記録には内乱に巻き込まれて死亡したと記載されていたが、実際には遺体が確認されておらず、目撃情報が多数あることが分かった。何らかの理由でノゴーン・ベキら家族は公安に見捨てられ、その恨みで日本への報復を考えているのではないかという予測が立てられた。

乃木はジャミーン(ナンディン・エルデネ・ホンゴルズラ)のお見舞いに行き、その後柚木(二階堂ふみ)を自宅に招待。一緒にご飯を食べ、キスを交わすなど幸せな時間を過ごした。そして乃木は再びバルカ共和国に向かうため飛行機に乗ると、そこには野崎(阿部寛)とドラム(富栄ドラム)の姿が。

野崎に対して乃木は「あなたは鶏群の一鶴。眼光紙背に徹す」という言葉を伝えた。“鶏群の一鶴”は、凡人の中に1人だけ優秀な人物がまじっていることのたとえ。“眼光紙背に徹す”は、物事の背後にある真意も読み取り理解するという意味である。

別班はノコル(二宮和也)らテントがロシアの反政府武装組織・ヴォスタニアと会合するという情報を得た。道中でヴォスタニアを襲撃し、彼らになりすましてテントに接触するという作戦を実行することに。そして別班はテントのメンバーと対峙し、隙を見て乃木がノコルを人質に取る。テントのメンバーに銃を下ろさせ、作戦は成功したかと思われた。しかし、なんとここで乃木が別班全員を銃撃し裏切ったのである。乃木と黒須(松坂桃李)はテントに連行され、牢屋に入れられるというところで第7話は終了した。

衝撃の展開を迎えた第7話の放送後、SNS上では視聴者による様々な考察が見受けられた。今回の放送で最も気になる点は、乃木が本当に別班を裏切ったのかということ。乃木は黒須に対して、実の父と会いたかったから裏切ったと伝えた。しかし、誰よりも愛国心の強い乃木が個人的な理由で国を裏切るとは考えにくい。そのため、乃木が別班内に裏切り者がいることに気付き、先手を打ったと考えるのが自然である。

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