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UPDATE|2023/09/24

波平さんがかつての子育てを反省も、視聴者が感じた“微妙な違和感”

『サザエさん音楽大全』

9月17日放送のアニメ『サザエさん』では敬老の日が近いということもあってか、タラちゃんと波平さんの「孫とおじいちゃん」のエピソードが描かれた。ほっこりとしたエピソードだった一方で、チラリと映った“今より少しだけ若い”波平さんの姿に視聴者からの注目が集まったようだ。

【関連写真】1956年に公開された実写版『サザエさん』

No.8630「ボクのおじいちゃん!」では、タラちゃんが自慢のおじいちゃんをリカちゃんに羨ましがられて喜んでいた。磯野家とフグ田家の中で、波平さんを「おじいちゃん」と呼ぶのはタラちゃんだけ。「ボクだけのおじいちゃんです」と誇らしげだ。

次の日、前日の疲れもあり寝て過ごそうと思っていた波平さんだが、ほかの大人たちは皆予定があり子どもたちの世話を任されることに。タラちゃんはおじいちゃんと遊べると大喜びだが、カツオとワカメは波平さんの体調が心配そうだ。

波平さんを休ませようとタラちゃんをサッカーに誘ってみるも、上手く行かず結局波平さんを疲れさせただけに。またノリスケさんとイクラちゃんが訪ねてきたタイミングでノリスケさんに小さい2人を任せたが、仕事を忘れていたとノリスケさんは波平さんに後を託して出て行ってしまった。

見かねたカツオは、タラちゃんは自分が見ているから今のうちにと、波平さんを散歩へ行くよう促す。やっとタラちゃんから解放され、公園のベンチでのんびりする波平さん。しかし、公園で仲睦まじく遊ぶおじいさんと孫を見て「タラちゃんも連れてきてやれば良かったな」と後悔する。結局早めに帰宅した波平さんはタラちゃんと遊んだりお風呂に入ったりと、目一杯孫との時間を楽しんだのだった。

その夜、今日のことをフネさんに話す中でカツオやワカメが小さかった頃を思い出したと語る波平さんは、あの頃は仕事が忙しくてフネさんに育児を任せっきりだったことを謝罪する。しかしフネさんは休日にはよく遊んでくれていたと返し、かつての夫と子どもたちの姿を懐かしく思い出していた。

心温まるエピソードなのだが、視聴者の中には回想内の波平さんに違和感を覚えた人が多かったようで「何かが違うと思ったら、波平さんバーコードだ」「波平さんの頭がバーコード! なんて高度な間違い探し……」とSNSを賑わせた。子どもたちが大きくなったと思ったら今度は孫の相手と大忙しの波平さんだが、とても幸せであることは間違いないだろう。

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