俳優・松下洸平の勢いが止まらない。そのあまりの絶好調っぷりに、ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)ではまさかの理由で“黒幕説”が浮上していたほどだ。
【関連写真】『潜入捜査官 松下洸平』最終話場面カット同ドラマで松下が演じていたのは、主人公・九条里奈(松岡茉優)の夫役。物語序盤はドラマの本筋にほとんど関わらないキャラクターだったため、「松下洸平にしてはチョイ役すぎる」などの声が相次いでいた。
そこで視聴者が考えたのが、実は松下が黒幕なのではないか……とする説。「松下が演じるキャラがただのチョイ役で終わるわけがない」という、いわゆる“メタ読み”に近い強引な予想だが、つまりはそれほど松下が人気だということなのだろう。
確かに最近の松下はドラマや映画に引っ張りだこなので、「物語上の重要なキャラクターに抜擢されるはず」といったイメージが持たれるのも頷ける。
10月からはフジテレビ系の新ドラマ『いちばんすきな花』での主演が決まっているほか、9月5日には松下が本人役を演じる『TVer』初のオリジナルドラマ『潜入捜査官 松下洸平』の配信も始まった。他にも現在公開中の映画『ミステリと言う勿れ』に出演するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せている。
しかしそんな彼にも、本当に“チョイ役”を演じていた下積み時代があった。むしろこれまでの活動を振り返ってみると、どちらかと言えば遅咲きの俳優に分類されるだろう。