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UPDATE|2023/10/19

『silent』スタッフが贈る・新ドラマ『いちばんすきな花』の注目すべきポイント

『silent』スタッフが贈る、秋の新ドラマ『いちばんすきな花』ポスタービジュアル(公式Xより)

放送前から話題を呼んでいた10月クールの木曜ドラマ『いちばんすきな花』が、初回から傑作の可能性を強く感じさせている。

【写真】映画『恋は光』で初共演した神尾楓珠×西野七瀬の撮り下ろしカット【21点】

昨年、社会現象を巻き起こした『silent』の村瀬健プロデューサー、脚本・生方美久らスタッフが再集結し、さらには、多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠といった人気俳優が“クアトロ主演”を演じているドラマ『いちばんすきな花』。

話題性は十分だった中、テーマとして設定されたのは「男女の友情」。公式サイトやCMでも“男女の間に、友情は成立しますか?”と問いかけ、強くテーマを打ち出した。だが、実際のところはもっと世の中全体の小さな違和感がテーマとなっているように感じる。

本作では、4人それぞれが「二人組」という単位を苦手とし、残酷な記憶も持っている。多部未華子演じる潮ゆくえは結婚によって大事な男友達を失い、春木椿(松下洸平)は結婚が直前で破談となった。深雪夜々(今田美桜)や佐藤紅葉(神尾楓珠)にしても世の中に生きづらさを感じ、4人全員が違和感も持っている。

放送終了後にSNSを見ると、「4人全員に共感した」という声もあれば、「〇〇の気持ちはわかるけど、■■は全く理解できない」といった意見が見られた。ただ、共通して言えることは世の中の人の多くが持っている“小さな違和感”を4人がそれぞれ示してくれているということだ。

AUTHOR

まっつ


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