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UPDATE|2023/10/22

『サザエさん』普段の行いのせい? 熱心にテスト勉強するカツオの姿に家族から心配の眼差し

『サザエさん音楽大全』

10月15日放送のアニメ『サザエさん』では、珍しくカツオと担任の先生の関係がフォーカスされた。世話の焼けるカツオやクラスメートに愛情を持って指導し、保護者からも信頼の厚い担任の先生。一体どんなエピソードだったのだろうか。

【関連写真】1956年に公開された実写版『サザエさん』

作品No.8640「こらっ、磯野!」では、カツオが先生からテストの答案を返してもらっていた。カツオの点数は「33点」。先生に“もっと頑張れ”と苦言を呈されるカツオだが、反対に“69個間違ったから本当は31点”と先生の採点間違いを指摘するのだった。

その夜、採点ミスを指摘したことを自慢気に話すカツオを見て、先生が怒っていないかと家族は心配する。しかし、カツオは“わざわざ間違いを教えた自分を褒めてほしいくらい”だと主張し反省する様子もない。「そんなこと言ってたら、先生に嫌われちゃうわよ」とサザエさんに言われても、「こんなことで嫌われたりしないよ」と得意気だ。

ところが次の日、登校中に先生を見つけたカツオが挨拶をしたのだが先生は振り返ることもなく立ち去ってしまった。まさか嫌われたのかと思い、慌てて先生に謝りに行こうとするカツオ。先生に声をかけるが、「今、忙しいんだ」とその場を立ち去られてしまう。

カツオはすっかり落ち込み、その日のおやつも食べずに部屋に引きこもってしまった。心配したサザエさんとフネさん、ワカメ、タラちゃんが様子を見に行くと、なんと自主的に勉強しているではないか。どうやらテストでいい点数を取って、先生に見直してもらおうと思ったらしい。

とてもいい心がけなのだが、ワカメが寝たあとも熱心に勉強するカツオを見て磯野家の大人たちは心配そう。見ていた視聴者からも「勉強してもしなくても心配されるカツオ……」「いつも遊び命な子が急に勉強しだしたら、そりゃ心配になるのもわかる」と注目を集めたようだ。

結局、偶然道で先生と出会った波平が聞いたところによると、先生はカツオを無視していたわけではなく、歯が痛くて話すのが辛かっただけだった。ちっとも怒っておらず、むしろ自分が子どもの頃やっていたのと同じイタズラをカツオがするため、つい怒りそこなってしまうと波平にこぼす先生。こんなにいい先生を困らせないよう、怒られなくても勉強は継続して欲しいものである。

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