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UPDATE|2023/10/29

若き日の窪田正孝や菅田将暉の姿も…MV出演で名曲に“華”を添えた人気俳優たち

俳優・菅田将暉が出演する、石崎ひゅーい『ピリオド』のMV(YouTubeより)

ひと昔前のミュージックビデオ(MV)に、今をときめく人気俳優を見かけて驚いたことはないだろうか。その多くが今ほど知名度のなかった頃の姿で、思わぬところで貴重なものを見た気分になる。今回ご紹介するのは、そんな若き日の人気俳優たちを拝められるMVの数々だ。

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たとえば2006年にリリースされた柴咲コウの楽曲『invitation』に出演しているのは、まだ俳優デビューから間もない頃の窪田正孝。夏の恋をテーマにした疾走感あふれるナンバーに合わせて学生の男女2人がひた走る内容になっているのだが、その男子生徒役を務めていた人物こそ若き日の窪田だった。

当時の彼といえば、まだ18歳になるかならないかの頃。当然ながらMVの窪田には、10代ならではのフレッシュさと、少年のようなあどけなさが残る。同楽曲はカラオケの人気曲でもあるため、本人映像を通して知ったという人も多いはずだ。

また彼が出演したMVはこれだけではない。窪田の出演作は意外と多く、翌2007年にはEvery Little Thingの『恋をしている』、FUNKY MONKEY BABYSの『Lovin’ Life』、さらに2009年にはキマグレンが歌う『君のいない世界』のMVにも出演している。いずれも女の子の相手役を務めているのだが、それぞれ違った雰囲気の“若き窪田正孝”を楽しめるのでぜひ見比べてみてほしい。

また俳優のみならずアーティストとしても活躍する菅田将暉も、MVへの出演経験がある。2009年に『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)でデビューしたことで知られているが、実は同年にリリースされたSonar Pocket(ソナーポケット)『友達に贈る歌』のMVに出演していた。

5人組の学生が中心となったMVで、ブレザーからボーダー柄のフードを覗かせている人物が菅田だ。映像の中盤では夕焼けをバックに空を見上げる単独カットがあり、そこで披露したキリッとした横顔はもはや芸術的……といっても過言ではない。

ブレイク後は、プライベートでも親交の深い石崎ひゅーいが2018年にリリースした『ピリオド』のMVに登場。失恋した男の女々しい心情が綴られた楽曲で、感情の起伏を“泣き“の演技だけで表現する菅田には、石崎も「やはり圧巻でした」と思わず感服していた。

そして同年に菅田がリリースした『さよならエレジー』には、俳優の山崎賢人が出演している。同楽曲は山崎が主演を務めていたドラマ『トドメの接吻』(日本テレビ系)の主題歌で、かねてより菅田と親交があったこともあって“友情出演”という形で出演に至ったそうだ。

すでにこの時の山崎は俳優としてブレイクしていたが、実は今ほど知名度がなかった頃にもMVに登場したことがある。それがGalileo Galileiの『管制塔』だ。

2011年に公開された映画『管制塔』は同楽曲にインスパイアされて作られた青春ドラマで、その主演を務めていたのが、当時まだ16歳だった山崎と、14歳の橋本愛だった。MVは同映画のダイジェスト映像のような内容のため、これをMV出演といっていいのかビミョウなところだが、それでもブレイク前のあどけない山崎を見られる貴重映像であることには間違いない。


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