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UPDATE|2023/11/07

切れ味鋭すぎ? 『サザエさん』貫禄を求める穴子さんに奥さんが放った的確すぎる一言

『サザエさん音楽大全』

男性がそれなりの年齢を重ねると、一家の柱としての“威厳”に憧れるものなのだろうか。10月29日放送の『サザエさん』では、波平さんの丹前姿に憧れる穴子さんがサザエさんに丹前作りを依頼。しかし、浮かれる穴子さんに対して奥さんが放った一言が「的確過ぎる」と話題になっている。

【関連写真】1956年に公開された実写版『サザエさん』

丹前とは綿入りの着物のことで、通常は浴衣などの普段着の上に防寒として着るものだ。作品No.8604「穴子さんの丹前」は、帰宅したマスオさんにサザエさんがそんな丹前を着せるシーンから始まった。

一体どこから丹前が出てきたのかと訝しむマスオさんに、“自分が縫った”と答えるサザエさん。しかし本当は、この丹前はマスオさんのお母さんが縫ったもの。母が縫ったと言うと着てくれないかもしれないため、サザエさんが縫ったと言いなさいとの伝言とともに送ってきたのだ。

そんなことを知らないマスオさんは、翌日穴子さんに丹前の話を聞かせる。すると、いつも磯野家にお邪魔したときに波平さんの丹前姿が素敵だと思っていたと言うではないか。さらに、自分の分も作ってくれるようサザエさんにお願いして欲しいとまで言い出した。どうやら穴子さんは、丹前を着れば波平さんのように貫禄が出て、奥さんが敬ってくれると思ったらしい。

マスオさんは帰宅して穴子さんとのやり取りを打ち明けるが、そこで初めて丹前を作ったのが誰なのかを知ることになった。困ったことになったと頭を抱えるマスオさんだが、サザエさんは自分が挑戦してみると丹前作りを引き受けることに。さっそくカツオを巻き込んで試作品に取り掛かる。

一方穴子さんは丹前が楽しみで、家でもつい「たん、たん、たんぜーん」と鼻歌を歌っていた。ところが運悪くそこへ奥さんが居合わせ、丹前への憧れがバレてしまう。穴子さんには貫禄がないから似合わないと言う奥さんに対して、「俺だって貫禄があるだろ」と反論する穴子さん。しかし、奥さんの「あなたが着たら丁稚にしか見えないわよ」の言葉ですっかり意気消沈し、丹前を諦めることとなった。

奥さんの鋭いツッコミに、ネット上では「奥さんのたとえが的確過ぎる」「この切れ味鋭い奥さんが、丹前を着たくらいで穴子さんに敬意を払ってくれるわけがない」との意見が続出。口の達者な奥さんに、穴子さんが貫禄を見せる日は来るのだろうか。

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