FOLLOW US

UPDATE|2023/11/15

『時をかけるな、恋人たち』第5話、30年越しに届いた想い「削除はされても、想いは伝わる」

『時をかけるな、恋人たち』第5話 

吉岡里帆&永山瑛太主演ドラマ『時をかけるな、恋人たち』(フジテレビ)の第5話が11月7日(火)に放送された。

【写真】切なくて心に響くストーリー展開に注目の『トキコイ』第5話【10点】

後輩の広瀬(西垣匠)から、LINEで愛の告白を受けてしまう廻(吉岡里帆)。なんと、梓(田中真琴)とは婚約を破棄したのだという。いや、逆に梓さんが可哀想すぎるんですけど。もちろん廻はその想いを受け止めることができず、一旦は送信した「ゆっくり話しましょう」のメッセージを削除するのだが、それは自分の履歴から消去されるだけで、送信が取り消される訳ではなかった。

相手に送ったメッセージを削除するには、送信取り消しの機能(ただし、送ってから24時間以内)を使わなくてはいけないのは、LINEの超基本。どうやら廻は、それを知らなかった様子。だが彼女はこのミスをきっかけにして、「削除はされても、想いは伝わる」という結論にたどり着き、それが今回のエピソードの伏線となる。(以下、放送されたドラマのネタバレを含みます)

第5話の違法タイムトラベラーとして登場するのは、30年後からやって来た矢野。演じるのは、元キングオブコメディ今野浩喜である。ラランドのニシダといい、3時のヒロインの福田麻貴といい、このドラマってお笑い芸人のゲスト出演率が高くないですか(そもそもタイムパトロール隊員の一人がシソンヌのじろうだし)。

妻の美郷を演じるのはシンガーソングライターの安藤裕子。もともと俳優業をやっていただけあって、演技がメチャうまであることは、先月公開されたばかりの映画『キリエのうた』でも証明済み。『時をかけるな、恋人たち』は、毎回出演するゲスト俳優がツボすぎる。

矢野はバス事故で亡くなってしまった妻に会うために、30年前にタイムトラベルしていた。もちろん、歴史への干渉は許されない。翔(永山瑛太)のとりなしもあって、彼女とよく行っていたというレストランで食事することだけは許されるのだが、廻と翔が駆け落ちするのしないのという会話をしている間に、姿をくらましてしまう。きっと彼は、妻がバスに乗り込むことを阻止しようとするはず。歴史が改変されてしまう大ピンチだ。タイムパトロール隊は厳戒態勢を敷いて、矢野の行方を追う。
AUTHOR

竹島 ルイ


RECOMMENDED おすすめの記事