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UPDATE|2023/11/27

槙野智章、”A級ライセンス”合格を報告「指導者にライセンスは絶対必要」と心境の変化

(C)AbemaTV,Inc.

スポーツ番組『ABEMAスポーツタイム』が、26日(日)22時より「ABEMA」にて生放送された。

【写真】「A級ライセンス」取得のために合宿に参加した槙野智章、ほか番組カット【4点】

番組では、元サッカー日本代表の槙野智章、元メジャーリーグ選手の川﨑宗則、大相撲の元関脇の豊ノ島が出演。サッカーチームの監督を目指し、「指導者ライセンス」の取得に励む槙野に独占密着した。

昨年12月の現役引退会見において、槙野は「日本代表監督になりたい」と宣言。その夢への第一歩として、日本フットボールリーグ(JFL)などの監督が可能となる「A級ライセンス」を取得するための合宿に参加した。この合宿では、1日8時間の授業の中で「W杯の振り返り」や「戦術のトレンド」など指導者として必要な知識を学ぶほか、プレゼンや指導実戦にも挑戦する。

メインとなる指導実戦では、テーマに沿った戦術を考えてプレイヤー役に指導。プレイヤー役からは「指導に抑揚があって強度が高くできた」と高い評価をされた一方で、講師からは「槙野監督が描く“正しいポジション”をみんなが理解できていたか?イメージしていることを言語化して、認識を合わせることに次は取り組んでほしい」とアドバイスが送られた。

合宿を終えた槙野は、指導者を目指す理由を「自分が1番輝ける場所はカメラの前ではなく、緑の芝の上。いろいろな指導者のもとでプレーする中で、学んだ戦術をノートに書き留めていた。その自分にしかないデータを活かせるのは監督業しかない。成長させてもらった場所に還元し、新しい選手を育てたい」と明言。

また、ライセンス制度について「『キャリアのある選手は指導者ライセンスを取得する必要がない』と思っていた」と打ち明けた一方で、現在は「指導者にライセンスは絶対必要」と心境に変化があったことを報告。「選手と指導者ではサッカーを観る目線が全く違う。合宿を経て、これまで見えてこなかった景色を知った」と話した。

最後に、将来のビジョンについては「日本代表監督になることが最大の目標で、そのために1つずつ階段を上っていかないといけない」「まずはJリーグで指揮をとって結果を残したい。町おこしをして、サッカーが愛される街、ひいては国を目指していきたい」と野望を語った。

槙野の合宿の様子を見届けた川﨑は「野球もそうだけど、プレイヤーとしてはプロでもマネジメントでは素人。マネジメントを勉強し、それを第三者がアドバイスしてくれる時間は大事。マキさんのやっていることは素晴らしい」と称賛。

豊ノ島も「私も親方として指導していたが、現役時代とやることや感じることが違う。ライセンス取得は大事だと思う」と話した。そして槙野は、無事にA級ライセンスに合格したことを告白。「元プロ選手でも不合格の人が出るくらい簡単ではない。無事に合格できて良かった」と胸をなでおろした。

また、番組では、豊ノ島の解説とともに大相撲11月場所の優勝争いの様子を放送。今場所では大関の霧島が2度目の優勝を果たしたことを紹介すると、豊ノ島は「霧島は長く期待されていた力士。その下積みがあったから良かったのかもしれない。稽古も一生懸命やるし、来年の初場所で優勝して横綱昇進の可能性も十分にある」と期待を込めた。

さらに今場所の名勝負を振り返り、朝乃山と霧島の取り組みをめぐり“物言い”がついた大一番をフォーカス。際どい勝負に、川﨑は「これは野球のリクエスト制度と重なった。本当に紙一重」と唖然。

この物言いについて、豊ノ島は「親方衆が土俵に集まって協議するが、そこではイヤホンでしか情報を得ることができない。つまり、ビデオを見ながら協議できないんです」と解説すると、川﨑と槙野は「サッカーのVARみたいに映像を準備したらいいのに!」と興味津々になった。

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