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UPDATE|2023/12/31

僕が見たかった青空・八重樫美伊咲「上京してすぐの頃は泣きながらお母さんに電話してました」

撮影/たむらとも


――得意な科目は?

八重樫 社会です。好きなのは歴史だけど、点数がいいのは地理です。理科も好きです。おじいちゃんが理科の先生だったので。

――アイドルになっても覚えることはたくさんありますからね。ダンスはどうですか?

八重樫 ちゃんと踊れているのか、ちょっと不安です。バレエを10年やっていたんですけど、動きが違うんです。バレエやってたから大丈夫かなと軽く考えていた私が間違っていました。

――中学2年生で親元を離れたわけですが、寂しくなかったですか?

八重樫 上京してすぐの頃は、「お母さーん」って泣きながら毎日電話してました。でも、お母さんは冷静で、「そのうち慣れるから、そんなの大丈夫よ」って突き放されて。そしたら、そのうち平気になりました。お母さんの言った通りになりました。今は会えなくても、電話したら安心します。

――トレードマークはカチューシャですね。

八重樫 自分から着けたいですってお願いしたら、スタッフさんがOKしてくれました。毎日着けているわけじゃなくて、ヘッドホンをしたい日は着けません。この間、お母さんが来た時、買い物に行って、パールみたいなかわいいカチューシャを買いました。今度、着けてきますね。

――デビュー記念のスペシャルイベントではMCに挑戦しましたね。

八重樫 そうなんです。思っていたよりはできたけど、もっとできたかなって思いました。始まる前は、逃げちゃおうかなと思うお位緊張したけど、逃げずに頑張れました(笑)。

――宮城県出身ですよね。2011年の東日本大震災は大丈夫でしたか?

八重樫 私は1歳になる直前のことでした。だから、記憶はないんです。でも、宮城では学校の授業で習うんです。動画を見たり、修学旅行で訪問したりもします。実際に被災地に行ってみると、他人事じゃないんだなって思います。お母さんの妹の家も流されてしまいました。震災もそうですけど、落ち込んでいる方々を元気づけるようなことをしていきたいです。宮城で育ったからには、そんなアイドルになりたいです。

(取材・文/犬飼 華)

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犬飼 華


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