――福岡の大学時代にオーディションを受けたわけですが、友達はアイドルになった同級生について何と言っていますか?青木 まず、私は誰にも話さずに応募したので、アイドルになったことに驚いていました。オーディションの度に学校を休んでいたので、心配した友達から連絡がきていて。「最近、来てないけど、大丈夫?」って。私は「バイトが忙しいんだ」ってごまかしていました。オーディションが土曜日に東京であったら、金曜日の授業を途中で抜けていたし、月曜日の朝、東京から戻ってきてもいたので、それも心配されていました。でも、今では応援してくれています。
――アイドルになって約半年が経ちました。青木 あっという間でした。毎日違う課題が出されて、それをクリアしていくうちに時間が経っていきました。でも、こういう忙しい日々になるんだろなとは想像していました。アイドルが好きだったから、ドキュメンタリーの映像を見ていたので。「私にはこんな過酷なことはできないな」なんて思っていたんですけど、なんとかやってます(笑)。
――特技はサッカーとフットサルですね。青木 リフティングを披露する機会が増えるはずなので、練習しています。今はフリースタイルリフティングができるようになりたくて。でも、練習時間が足りないので、なかなか難しいですね。どっちかというと、ドリブルの方が得意なんです。エラシコとかルーレットの方が安心して披露できますけど、ドリブルに需要があるか分からないので(笑)。
――石垣島育ちですよね。東京暮らしはいかがですか?青木 驚くことばかりです。このお店初めて見たなと思ったら、全国チェーンだったり、映画館がこんなにあるのも驚きです。石垣には映画館がないんです。電車の乗り換えに苦戦中です。歩く距離が長くなりました。島にいるときは、ほとんど自転車移動だったので。東京の人は石垣の人はもちろん、福岡の人よりも歩くのが速いです! 私も速くなりました。
――東京で行ってみたいところは?青木 山奥です。奥多摩でしたっけ? 自然の方が落ち着くので、川が見たいです。海は沖縄で毎日見ていたので(笑)。
――このグループをどうしていきたいですか?青木 フェスとかに出たとき、圧倒的な印象が残せるグループになりたいです。パフォーマンスで目を引くことができたら、僕青のことをいいなと思っていただけるだろうし、そこから多くの方たちに僕が見たかった青空のことを知っていただきたいです。
(取材・文/犬飼 華)
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