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UPDATE|2024/02/03

『相棒』で懐かしの姿も……役者業復帰を熱望される平宮博重氏、「成宮寛貴」時代の活躍を振り返る

平宮博重氏のインスタグラム(@hiroshige_narimiya)より

かつて俳優「成宮寛貴」として多くのファンを魅了し、現在は本名名義でアパレル関連の商品プロデュースなどを行っている平宮博重氏。今年の始めには、テレビ朝日開局65周年を記念する元日スペシャルとして放送された『相棒 season22』の第10話で、過去の回想として「成宮寛貴」の登場シーンが流されたことが大きな話題を呼んだ。

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平宮氏が自身のインスタグラム上で投稿しているスタイリッシュな写真にも、度々注目が集まっているが、やはりファンのあいだでよく上がっているのは、彼の“俳優復帰”を望む声だ。それほどまでに「成宮寛貴」は、俳優として魅力的だったということなのだろう。

芸能界の引退という電撃ニュースが報じられたのは、平宮氏が人気絶頂期にある2016年のことだった。当時はさまざまな報道があったものの、それでも尚多くの人々に惜しまれながらの引退だったという印象が強い。あれから7年以上が経っているが、『相棒 season22』の過去回想シーンにちらっと映っただけで俳優業復帰説を唱えられるのだから、今でもカリスマ的な俳優として間違いなく“求められている”と言えるだろう。

「成宮寛貴」として活動していた頃の魅力を振り返ると、野性味と繊細さを同時に感じさせるルックスは唯一無二のものだった。そしてただ見た目が良いだけでなく、俳優としての演技力にも定評があり、映画では『逆転裁判』や『ドロップ』、ドラマでは『ヤンキー君とメガネちゃん』(TBS系)、『オレンジデイズ』(TBS系)、『ごくせん』(日本テレビ系)など、数々の作品で爪痕を残している。

あえて陳腐な言い方をするなら、いわゆる“イケメン俳優”というカテゴリーになるだろうが、一口にイケメンといってもさまざまなタイプがある。俳優としての平宮氏の場合には、やや悪そうな“影がある男”がハマリ役だった印象だ。「ヤンキー君とメガネちゃん」のヤンキー君もそうだが、治安が悪そうなイケメンを演じさせれば彼の右に出る者はいない。


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