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UPDATE|2024/01/03

2024年冬ドラマは“おっさん”がアツい? 『おっさんずラブ』『おっパン』らでブーム再燃か

2024年1月に放送スタートする金曜ナイトドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』(公式Xより)

年末が近づき、2024年1月期に放送される冬ドラマの情報が続々と解禁されている。なにわ男子の道枝駿佑が主演を務める『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系)や、山田裕貴と永野芽郁による月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)など、さまざまな作品がラインナップされている中、“おっさん”のドラマがひときわアツい。

【関連写真】『おっさんずラブ』にも出演した、内田理央がサウナを満喫するカット

たとえばテレビ朝日の金曜ナイトドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』は、言わずと知れた人気シリーズ。春田創一(田中圭)に想いを寄せる上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)を中心とした、男性同士の恋模様がテーマとなっており、近年の実写ドラマにおけるボーイズラブブームを巻き起こすきっかけにもなった。

また、お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造が主演を務める『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(フジテレビ系)、通称『おっパン』も、タイトルの通り“おっさん”にフォーカスを当てたドラマだ。

彼が演じる沖田誠は「男は男らしくあるべき!」という古い価値観を持っているのだが、そんな固定観念が原因で家族から敬遠されている。しかし、とある青年との出会いと、個性豊かな登場人物たちとの触れ合いによって、これまでの“自分の常識”をアップデートしていく。

そして主演・阿部サダヲ、監督・宮藤官九郎による『不適切にもほどがある!』(TBS系)は、昭和のダメおやじを主人公に据えた意識低い系タイムスリップコメディ。ひょんなことから令和にタイムスリップした主人公が、不適切な発言を連発させながらもコンプライアンスに縛られた現代の人々に“考えるきっかけ”を与えていく作品だ。

いずれの作品も物語の中心にいるのは中年男性。イケメン俳優でも人気女優でもなく、“おっさん”なのだ。


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