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UPDATE|2024/04/26

金曜ドラマ『9ボーダー』は“王道感”たっぷりの第1話からどう変化していくか

TBS金曜ドラマ『9ボーダー』/公式サイトより

川口春奈、木南晴夏、松下洸平、木戸大聖ら人気も実力も兼ね備えている俳優陣が出演、『アンナチュラル』や『MIU404』を手掛けた新井順子氏がプロデューサーともあり、今クールの中でもかなりの期待値が寄せられていた金曜ドラマ『9ボーダー』。その幕開けは少々意外なものとなった。

【関連写真】今作で初共演、川口春奈・木南晴夏・畑芽育の3ショット【2点】

モデルプレスが毎クールで行っている読者アンケートでも、「2024年春クール楽しみなドラマ」ランキングで3位に入っていた『9ボーダー』。4月19日に放送された第1話は、王道をまっすぐ行くようなものだった。

物語の中心にいるのは19歳、29歳、39歳と、次の年代へ進む前のラストイヤー=“9ボーダー”真っ只中の3姉妹。彼女たちの人生における大きな一歩にフォーカスしていくことが期待されるが、こと1話に関しては川口春奈演じる主人公・大庭七苗の恋愛にスポットライトが当たった。

仕事に邁進するあまり、彼氏は数年おらず、デートもご無沙汰。そんなところで、ストリートミュージシャン・コウタロウ(松下洸平)と出会う。記憶を失っているコウタロウに対し、七苗はすぐに惹かれていく様子を見せる。

ドラマ内での描写もその“王道感”に拍車をかけた。初対面でコウタロウが七苗の手をおもむろにつかんだシーンでは、様々なカットで見せ、音楽を劇的な形で流した。さらに、恋愛について悩む七苗にコウタロウは「じゃあ、俺のこと好きになっていいよ。俺もきっと、君を好きになる。そんな気がする」と告げた。その後にもコウタロウが七苗の手の小指をとってから1本ずつ指を絡め合わせるように手を繋いだ。

AUTHOR

まっつ


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