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UPDATE|2024/05/01

柏木由紀、17年の思い出が詰まったAKB48から涙の卒業「本当に素敵な形で幕を閉じれた」

(C)AKB48

AKB48・柏木由紀のアイドル最後の舞台となる『AKB48 柏木由紀 卒業公演』が、4月30日(火)にAKB48劇場にて開催された。

【写真】ステージで思わず涙を見せた柏木由紀、ほか公演写真【16点】

2007年に15歳でAKB48の3期生としてデビューし、2009年に初代チームBのキャプテンに就任した柏木由紀。派生ユニット「フレンチ・キス」の結成、ソロデビュー、39thシングル『Green Flash』では小嶋陽菜とのWセンターを務めるなど活躍し、延べ52作で選抜メンバー入りを果たした。

参加した「AKB48選抜総選挙」は全て9位以内にランクインし、2011年には3位、2015年には自己最高の2位に輝いた。また、2014年からは約1年間NMB48を兼任し、2015年から2019年までNGT48を兼任。6233日という歴代最⻑のAKB48グループ在籍日数を誇り、常に最前線でグループ全体を牽引してきたレジェンドだ。

3月16日(土)に神奈川県ぴあアリーナMMで行われた卒業コンサートは、大勢のOGメンバーもサプライズで駆けつけ、17年間にわたるアイドル人生の全てが詰まった充実のコンサートとなった。そして4月30日(火)、AKB48劇場での卒業公演をもって17年間のAKB48人生に終止符を打ち、新たなステージへと歩み出す。

“AKB48 柏木由紀”の最後のステージを見届けようと劇場に集まった250名の大声援に包まれる中、初の単独センターを務める卒業シングル『カラコンウインク』で幕開けした『AKB48 柏木由紀 卒業公演』。さらに自身も選抜入りを果たしたAKB48の代表曲『言い訳Maybe』、チームBの代表曲であり劇場公演でセンターを務めていた楽曲『シアターの女神』でオープニングを飾り、早くも場内の一体感を高めた。

冒頭のMCでは、柏木が「みなさんが “この後持つのか?”というくらいの熱量のコールをかけてくださるんですけど、今日は17年間のAKB48最後の日なので、みなさんの目に焼きついてずっと忘れないようなパフォーマンスをお届けしたいです!」と挨拶。また“柏木由紀を一言で表すと?”をテーマにトークが繰り広げられ、柏木は自分自身について「言っちゃうよ?私が“レジェンド”です!」と宣言。「さすがにAKB4817年、32歳までというこの記録は、そうそうとんでもない子が出てこない限りは抜かれないかなと思います!暫定AKB48の“レジェンド”として名前を残せたかなと思います」と胸を張った。

続くパートでは、倉野尾成美・田口愛佳・平田侑希・水島美結と『涙の湘南』、下尾みう・向井地美音と『涙に沈む太陽』、小栗有以・山内瑞葵と『ジッパー』、大盛真歩・千葉恵里と『口移しのチョコレート』、佐藤綺星・秋山由奈・八木愛月らと『遠距離ポスター』を披露するなど思い入れのあるユニット曲を次々とパフォーマンス。

村山彩希とはデュエットで『てもでもの涙』を歌唱し、美しいハーモニーでファンを魅了。柏木の持ち味である多彩な表現力と伸びやかな歌声が光るパフォーマンスの数々に、場内の声援もさらに熱を帯びていった。

終盤に差し掛かると、チームB公演で柏木が初めてソロパートをもらった曲であり、冒頭の「かしわぎちゃーん!」コールでもファンにお馴染みの『Two years later』、2011年の「AKB48選抜総選挙」で初めて3位にランクインした楽曲『フライングゲット』など柏木にとって思い出深い4曲でラストスパートへ。そして、小嶋陽菜とのWセンターとして初めてシングル表題曲のセンターを務めた楽曲『Green Flash』で本編を締めくくりった。

アンコールでは柏木のAKB48人生を振り返る軌跡映像が流れ、ピンクの花が散りばめられた卒業ドレスに身を包んだ本人がステージに登場。自身のソロ曲である『夜風の仕業』をしっとりと歌い上げ、全員で『桜の花びらたち』を熱唱した。


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