高校2年生で「ミスマガジン2021」にエントリー、芸能活動を始めたばかりにも関わらず「ミスヤングマガジン」を受賞。その後、様々な雑誌のグラビアを飾り、今年5月1日には初のイメージDVD『ナインティーン』をリリースした山岡雅弥。小学生のときに始めたレスリングでは「全国中学選抜選手権大会」ベスト8に残るなど、スポーツ万能という一面も持ち、現在は美大に通いながら芸能活動を行う彼女の半生に迫る。
【写真】「ミスヤングマガジン」受賞の山岡雅弥 撮りおろしカット【9点】──山岡さんはレスリングで東京遠征したときにスカウトを受けて、この世界に入ったそうですが、レスリングを始めたのは幾つのときですか?山岡 うちは「何かを始めるときは兄妹一緒に」という暗黙のルールがあったので、兄が始めるときに私、妹、弟の3人もクラブに通うようになりました。それが小学6年生のときでしたね。
でもオリンピックすら観ていなかったぐらい興味がなくて(笑)。しかも反抗期真っ只中だったので、やる気もなくて……。でも私だけやめると帰宅しても兄妹がいなくて一人ぼっちになるから、寂しいよりはマシだと思って嫌々通っていました。
──レスリングに打ち込むようになったきっかけはあったのでしょうか?山岡 中学生になったタイミングで陸上部に入って、100m、砲丸投げ、ハードル、走高跳と、いろいろな競技をやってみたんですが、私にはレスリングのほうが合っているなと気付いて。そこからガチで打ち込むようになりました。
──そこから「全国中学選抜選手権大会」ベスト8という輝かしい結果を残すまでになったんですね。山岡 クラブには私と妹以外の女子がいなかったので、いつも男子と一緒に練習をしていました。だから男子と同じ筋トレメニューをやらなきゃ怒られるし、女子だからって甘えは通用しないんです。それで結果的に強くなれたんだと思います。
──筋トレってどういうメニューだったんですか?山岡 腕立て伏せ、バービージャンプ、自衛隊式のスクワット、うさぎ跳びなどです。筋トレが嫌いなので、本当に辛かったです(笑)。
──当時はオリンピックも視野に入れていたんですか?山岡 めちゃくちゃ考えていました。先生からも頑張ればいけるんじゃないかと言ってもらえて。ただ、高校生になってもっと階級を上げようとしていた矢先にコロナ禍になってしまって……。