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UPDATE|2019/12/29

吉本坂46“可愛くて格好いい”ボーイッシュ芸人・光永「好きなことを全部仕事につなげたい」

撮影/西邑泰和


──当時、お父さんに相談したりは?

光永 子供の頃は、ああしてこうしてって笑いについて言われましたが、プロになってからは言われないですね。ただ、すごく応援してくれていて、私が大人になったのでお仕事の話を二人でできるようになったというのはあります。「先輩にこういうこと言ったけど失礼やったかな?」って聞いたら、「いや、自分やったらこう思うから大丈夫やと思うで」とか「次同じことがあったらこうしてみれば」みたいに人間関係や芸人の中での生き方は教えてもらってます。

──先ほども話に出ましたが、光永さんはインスタにアップされている私服スナップも人気です。SNSでかなり意識的に自己発信をされている印象があります。

光永 それも最近のことなんですよ。私、ずっと受け身のタイプだったんです。子供の頃、気がついたらテレビのお仕事がきてたから、仕事って呼ばれるものだとどこかで思っていて。アホやったんでしょうね、それなりにやってたら、いつか引っかかるでしょぐらいに思ってたんです。みんなと同じようにオーディション受けとけばいいでしょ?って。でも、売れる後輩がどんどん出てきて、自分も芸歴を重ねていくうちにヤバい、私も何かしなきゃって思うようになって。もちろんネタでブレイクするのが一番ですけど、それだけじゃなく、好きなこと全部お仕事につながるようにしたいなと。

──大学生時代は違ったわけですか?

光永 大学生の時は学校に行き過ぎて、芸人の比重がどんどん下がっていって、卒業する頃にこのままじゃまずいって思ったんです。高校と大学の7年間は学生芸人っていう肩書があったけど、それもなくなって本当にプロの人と戦わなくちゃいけない。卒業してからは、この仕事で飯食えてないことが恥ずかしくなるって思って一気にギアを上げたんです。まあ、遅いんですけど(笑)。そこから少しずつ頑張っていったら、吉本坂46もそうですし、やりたい仕事が決まるようになって、少しは順調になったかなって感じですね。

──今後についてはいかがでしょう? 芸人、アイドル、女優といろんな方向性がありますがどういった活動をしていきたいですか?

光永 私、お笑い芸人になるって決めてから、なんでもできるエンターテイナーになりたいなって思っているんです。藤井隆さんや渡辺直美さんみたいに面白くてダンスもお芝居もできてっていうオールラウンダーな人になりたい。いろんなジャンルでいろんな人を喜ばせたいって思っているんです。だから歌って踊る吉本坂46に入れて本当に嬉しいです。もちろん芸人としてR1とかショーレースも頑張りたい。それがまた吉本坂46に貢献することにもなると思うんです。だってR1のチャンピオンがいるアイドルグループってすごくないですか? だから、相乗効果のためにも自分が自立しないとなって思っています。


▽吉本坂46 3rdシングル
『不能ではいられない』
12月25日発売

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