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UPDATE|2020/08/08

クロちゃん「今のSKE48は文句なしにおもしろい!」次世代ユニット「カミングフレーバー」のオンライン生演劇に感動

安田大サーカス クロちゃん

バラエティ番組ではドッキリを仕掛けられ、ネットでは大炎上。お騒がせ芸人クロちゃんが大好きなアイドル文化についてお題に沿って持論を語る当連載。今月は、SKE48の若手ユニット、カミングフレーバーのオンライン舞台を鑑賞し、アイドルとアフターコロナについて考察します。

【写真】見た目からしてあまりにも異次元なクロちゃんの自炊料理

緊急事態宣言も解け、本当に少しずつではありますけどアイドルの世界も再び動き始めました。いや〜、長かった! もちろん依然として油断はできないですけどね。

AKB48が劇場公演を再開した際も出演メンバーは通常の16人から2人に減らしたし、SKE48の劇場公演も6人だった。当然、無観客での配信公演。そんな中、SKE48の次世代メンバーで構成されたカミングフレーバーが非常に実験的な試みをしたんです。それはビデオ会議システム・Zoomを使った演劇「怨ラインノミ」。メンバーはそれぞれ自宅から参加して、物語を作り上げていくんですよ。僕も打ち上げトークショーに参加させていただきましたけど、めっちゃ面白かったですね。

はっきり言っちゃうと、メンバーの演技力はそれほど高いわけでもないんです。それなのに集まって稽古ができないうえに、その準備期間だって実質は1週間もない。舞台セットも存在しないし、Zoomの分割画面じゃ身体を使った表現だって不可能。そんなないない尽くしの環境で、それでもなんとか表情だけで伝えようとするメンバーの姿勢に打たれるものがあったんですよね。

で、またアイドルとホラーってテーマ的に相性がいいんです。Zoomを使って4人でリモート誕生日会をしていたら、そこに知らないメンバーが参加して……みたいな内容なんですけど、僕自身も途中から完全に引き込まれていましたから。今はエンタメに関わるすべての人が「ウィズコロナ」「アフターコロナ」のあり方を模索していますけど、このZoom舞台は1つの可能性を示せたんじゃないでしょうか。

カミングフレーバーは9人いるんですけど、ズバリ注目メンバーはみよまるです! 野村実代ちゃん。彼女は光るものを持っていますね。僕が「この子はヤバい」と確信したのは第1グループの千秋楽公演。そこでみよまるは、なんと恐怖のあまり泣き出したんですよ! これはもう完全に台本を超えた憑依型の演技! 演技経験もろくにない子が追い詰められた環境の中、1週間で完璧な女優になった。僕はその決定的瞬間を目撃しちゃったんですよォォォ!

Zoomを使った舞台なんてSKE48では前代未聞だろうし、注目が集まるタイミングなのにあえて若手メンバーを起用した。話題性とか知名度だけを考えたら、だーすー(須田亜香里)とか(松井)珠理奈を出した方が早いわけですから。これを業界大手のSKE48がやっていることに意味があると思うんですよね。世代交代をきちんと考えているし、若手を真剣に育てようとしている。

AUTHOR

小野田 衛


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