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UPDATE|2020/10/09

SKE48 北野瑠華&北川愛乃12周年ライブを語る「縮まったメンバーとの距離、その瞬間がキラキラしていた」

12周年公演でパフォーマンスする(左から)北野瑠華、北川愛乃 (C)2020 Zest,Inc.


――印象的だった瞬間や出来事はありますか?

北川 最終日の昇格発表です。最近、9期生の年上メンバー、特に石川花音ちゃんや藤本冬香ちゃんとお話しする機会が増えたんですけど、「このまま研究生だったらどうしよう」ってずっと悩んでいたみたいで。頑張っているのを近くで見ていたから、昇格が発表されて私もうるうるしました。

北野 リハーサル期間を含めてなんですけど、みんなでひとつの公演を作っているんだと感じることができたのが印象に残りました。それも、同じチームのメンバーではなくて、今回きりのメンバーだったのが印象的で。どうしても同じチームや同じ期のメンバーとばかりコミュニケーションを取ってしまうものじゃないですか。だけど、いつもとは違うメンバーとひとつのものを作る作業をしたことで距離が縮まったし、その瞬間がキラキラしていたなって感じていて。その感覚を味わえたことがよかったです。

――それは公演後の囲み会見で他のメンバーも話していましたね。

北野 裏でスタンバイしている時に、さとかほ(佐藤佳穂)が「今回で瑠華さんと距離が縮まった気がする」って言ったんです。以前からよく話すメンバーではあったけど、そう言ってくれたのは嬉しかったですね。「え? もう距離は縮まってるよ」って返したんですけど。そうだ、岡本彩夏ちゃんとは3公演とも一緒のスケジュールでした。彩夏ちゃんがチームKIIに昇格した後、一緒に活動することがなかったんですよね。でも、今回の公演を通じてお話することができて、距離は縮まったかな。

北川 私は2公演同じだった菅原茉椰さん、鎌田菜月さんとたくさんお話しできました。リハーサルの空き時間にたくさん写真を撮りました。

――今回、コンサートではなく、かつて劇場でやった演目の再演でした。それについてどう思いましたか?

北野 なかなか思うように活動ができなくて、ファンの方やメンバーのフラストレーションが溜まっている中で、私たちが魅力を最大限に発揮できるものは何かって考えると、劇場公演だと思うんです。みんながキラキラ輝いている姿をお見せするには公演が一番だなって思いました。

北川 たくさんのアイドルグループがあるけど、劇場公演は48グループならではの強みだと思います。それに大人数が出るコンサートだと、自分が目立てる機会が減ってしまうのもあるし……(笑)。
北野 それはあるよね(笑)。みんなのモチベーションが高くなるのは公演のほうだからね。

――SKE48は12周年を迎えましたが、12年を経験しているのは松井珠理奈さんだけです。6期生と8期生は周年イベントをどんな気持ちで迎えるものなんですか?

北野 6期生は7年くらいの歴ですけど、すべての歴史を知っているわけではありません。それでも、「12年も続いているグループに自分は在籍しているんだぞ」って誇りに思っています。

北川 私は入る前からSKE48に憧れていました。そんな場所に自分が立てているのは幸せなことだと思います。12年も続けることができたのは先輩方が引っ張ってくださったからですし、ファンの皆さんがいてくださるからだし、スタッフさんの力もあってなので、いろんな方に支えられてきたから今につながっているんだと思います。
AUTHOR

犬飼 華


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