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UPDATE|2021/08/07

関西在住の美少女コスプレイヤー・茉夏 私服インタビュー「柔道黒帯の意外な過去」

茉夏 撮影/佐賀章広



──筋肉はコスプレにも活きそうじゃないですか?

茉夏 どちらかというと顔が幼いのにムキムキだからコラージュみたいになっちゃって、自分でも「クソコラやんけ!」って思うこともあります(笑)。でもいつか、それを活かしたコスプレもチャレンジしたいと思っています。柔道自体は今も好きで、高校に柔道部がなかったので辞めたんですけど、最近もやりたいなと思って道場を調べていたんですよ。でも仕事柄、ケガとかしたらあかんなと思って諦めました。

──話をコスプレに戻しますが、中学時代からコスプレイヤーの存在は知っていたんですか?

茉夏 ネット検索したら出てくるので何となくは知っていました。ただ大阪ではコスプレイベントがほとんどなくて。大きなイベントは年に1回、「日本橋ストリートフェスタ」というのがあるぐらいです。あと、私がコスプレを始めた頃はちょっと大きめのショッピングモールでもコスプレイベントがあって、大阪でコスプレをやるならみんなここに行くやろ、ぐらいの人気でした。逆にいうとそれぐらいしかなかったので、そこに行けばコスプレ仲間と知り合うことができるんです。毎週知り合いが増えて、コスプレを始めて1、2年で会場に行けば声を掛け合うような知り合いが何人もできました。

──初めてのコスプレは何のキャラクターだったんですか。

茉夏 『Starry☆Sky』という乙女ゲームの制服を買ったんですけど、メイクもウィッグも知らない状態だったので、制服を着ただけみたいな感じでした。そこから、どんどんボーカロイドにハマっていき、初音ミクちゃんとか『マクロスF』のランカちゃんとか、好きなキャラクターのコスプレをしていました。今ほどコスプレ文化が浸透していなかったので、あまり衣装の種類は売ってなかったですけどね。

──高校生だと衣装を買うのも大変そうです。

茉夏 ハンバーガー屋さんでバイトをして、3カ月に1回ぐらい新しい衣装を買っていました。バイトを頑張る理由がコスプレだったんですよね。

──そのときからSNSなどにコスプレ写真は上げていたんですか?

茉夏 まったくやっていなかったです。友達の家に集まってコスプレ写真を撮り合ったり、友達同士で写真を交換したりするだけでしたね。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/佐賀章広


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