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UPDATE|2021/08/11

蛙亭・イワクラが語る上京後の激動「ひな壇が難しくて何じゃこの世界!って」

蛙亭・イワクラ 撮影/西邑泰和



ーーなるほど。だったらやっぱり東京でやってよかったわけですね。全部つながっていた、と。

イワ 本当にそう思います。

ーーネタが評価されてテレビに出るようになって、今はひな壇に座ったり、芸人としてまた違う振る舞いを求められる場も増えたと思います。

イワ 最初はもうわけ分かんない事ばっかり言ってた気がしますね。面白い返しも全然できなかったです。めちゃくちゃ難しいんですよ。「テレビ出てる人はこれを毎日やってんのかよ、何じゃこの世界!」って思いました。で、横見たら中野さんはけっこう飄々とそれをやってて。「頼もしい〜ッ!」って(笑)。今は頼ってますね。たまにめちゃくちゃ腹立つときもあるんですけど(笑)。

ーーあとは『キングオブコント』で優勝するだけですね。

イワ それしかないです。私はやっぱり自分に自信がなくて。カマシを入れるというか、自分を鼓舞するために番組で「私は面白い」って言ったりするところあるんですけど、どっちかって言うと「面白くないものは分かる」という感じなんですよ。本当に何が面白いか、っていうのはまだ分からないです。何て言うか、「おもしろ」に対してずっとフワフワしてる状態で。優勝したら、ようやく「自分がやってたことが面白いんだ」っていう自信になると思うんですよ。だから優勝は絶対したいです。

ーー頑張ってください。オズワルドの伊藤さんたちとのシェアハウスの様子をユーチューブで見ているファンも多いと思いますが、めっちゃ共同生活を楽しんでる様子が分かるんで、楽しみすぎてネタ作りに影響しないかだけを心配しています。

イワ あはは。部屋でネタを書いてるとき、同居人の森本サイダーが隣の部屋ですごい独り言を言ってうるさい、ってくらいしか被害がないので大丈夫だと思います(笑)。

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