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UPDATE|2021/10/17

“街を駆ける社長令嬢” 橋本萌花、これまでの軌跡「一度芸能界への夢を諦めた先で見た景色」

橋本萌花 撮影/松山勇樹

ウーバーイーツでアルバイトをしている社長令嬢として注目を集め、グラビア界に新風を巻き起こした橋本萌花。今では『週刊ヤングジャンプ』の表紙・巻頭グラビアを飾るなど各誌に引っ張りだこになっている彼女に、改めてこれまでの軌跡を聞いた。(前中後編の前編)

【写真】橋本萌花のナチュラルな魅力が輝く撮りおろしショット【10点】

──橋本さんは昨年から本格的にタレント活動を始めたそうですが、昔から芸能界に憧れはあったんですか?

橋本 小さい頃からアーティストを目指していました。少女時代さんが流行っていたいた時期というのもあって、K-POPに特に憧れがあって。ヒップホップやジャズなどいろんなジャンルのダンスを4歳から習っていたり、歌うのも大好きでレッスンに通っていました。当時はスクールのイベントでステージに立つこともありました。

──地元は兵庫県ですけど、上京したのは幾つのときですか?

橋本 15歳のとき、東京にある芸能系の高校に進学するのに合わせてです。でも、そこで現実を知りました。

──現実?

橋本 地元で芸能界を目指していたのは私だけだったんですけど、東京に来て、周りに芸能活動をしている友達がたくさんできて。周りとの差が明確に見える環境だったので、刺激的ではあったんですけど、厳しい世界なんだなって実感しました。オーディションを受けても全く受からずで……。今だったらSNSやYouTubeでアピールすることもできますけど、当時はそういう時代でもなかったですからね。それで挫折をして、高校を卒業するタイミングで一度夢を諦めたんです。

──なるほど。その後、高校卒業後の進路はどうしたんですか?

橋本 夢は諦めたけど、大好きな歌は歌っていたくて。歌やダンスなどを交えたエンターテイメントショーを行うお店で働き始めました。

──もともとそういったお店の存在は知っていたんですか?

橋本 いや、知らなかったです。たまたまテレビで紹介されていたのを観て、毎日歌える場所があるんだと興味を持って応募しました。映画の『バーレスク』(2010年)が好きだったのも後押しになりました。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/松山勇樹


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