──エンタメショーを行う店はテレビで取り上げられることがありますけど、橋本さんも店舗で取材を受けたことで芸能界への思いが再燃したのでしょうか?橋本 それが全くなかったんです。もうひっそり活動したいなと思っていて、26歳ぐらいまでそのお店で働いて、辞めた後は平凡な日々を送りたいなと(笑)。
──それぐらい挫折した経験が尾を引いていたんですね。橋本 今所属している事務所も、実は18歳のときから声をかけていただいていたんです。だけど「いいです」「大丈夫です」ってずっと断っていました。
──どうしてもう一度芸能界でやっていきたいと心変わりしたんですか?橋本 1つは年齢的なことですね。もうすぐ22歳になるタイミングで、大学進学していたら卒業する年ですし、事務所の方に「芸能活動を始めるならギリギリの年齢だし、ラストチャンスと思って頑張ってみませんか?」と言われて、確かにそうだなと。あと私の働いていたお店はファンの方との距離が近いので、よくテレビや雑誌でも私を見たいと気持ちを伝えてくれる方が多かったので、その声が芸能活動をやりたいなって思う大きなきっかけになりました。
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後編に続く
(取材・文/猪口貴裕)
▽橋本萌花(はしもと・もか)1998年7月28日生まれ、兵庫県出身。
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