──中高も勉強は好きだったんですか?
東堂 特別やる気もなかったんですけど、同級生がみんな勉強をしていたので、やらないと居づらかったんです。周りに合わせて自分も勉強をしていました。
──オタク趣味は、いつ頃から花開いたのでしょうか?
東堂 中学生のときですね。ちょうど『涼宮ハルヒの憂鬱』がリアルタイムで始まって、登場人物が同世代ぐらいというのもあったし、あんまり学校に友達がいないので、こういう学校生活を送れたらいいなって感じでハマりました。そういえば表は服を着ているけど、裏は服を脱いでいる、エッチな抱き枕ってあるじゃないですか。そういう抱き枕を買って、6年間、一緒に寝てました(笑)。
──親にバレますよね。
東堂 バレバレだったんですけど、何も言わない親だったのでスルーでしたね。あと女の子を見るのが好きだったので、アニメと並行してグラビアもよく見ていました。ずっと篠崎愛さんが好きで、コンビニで売っている表紙を飾った雑誌は絶対に買ってました。ただ、グラビアは親に見られるのは恥ずかしくて、押し入れに閉まってました。まあ大学生になったら、そういうのも気にしなくなって、壁にポスターも貼ってましたけど。