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UPDATE|2022/02/09

南果歩がライフワークの海外一人旅を語る「初対面の人の家に宿泊、私はどこでも生きていける」

南果歩 撮影・田中健児



――南さんは実際に海外で生活をしていた時期もありますし、プライベートでも仕事でも、海外に行く機会が多いですよね。

南 海外旅行が大好きで、お仕事を始めて間もない20代の前半から旅に出ていました。大体は一人旅で、友達の友達を紹介してもらって、その方のお宅に泊めてもらうことが多かったです。

――初対面の人の家に泊まるって、すごいコミュニケーション能力ですよね。

南 初対面でも平気なんですよね。友達に「どこどこに住んでいる友達いない?」って聞いて、自分の周りからじわじわと調べて行って(笑)。「そういえば〇〇さんが転勤でロンドンにいるわ」って聞いたら、すぐに連絡をしてもらって、普通に泊めてもらっていました。どこでも生きていけると思いますし、どこでも泊まれます。

――トラブルなども一切なく?

南 ないですね。私を信用してくれて、鍵を渡してくれる人もいましたし。私も友達の友達だから絶対に信じているというか、そもそも世の中には悪い人がいないと思って生きています。現地で仲良くなって、帰りには空港まで送ってもらって、涙のお別れみたいな。すっかり情が通っちゃって、「ウルルン滞在記」みたいですよ(笑)。

――どうして海外に行きたい欲が強かったんでしょうか?

南 刺激でしょうね。もちろん東京にも刺激的なものや見たいものはありますけど、景色にしても、街にしても、エンタメにしても、見たことのないものを見たいという好奇心が強いんです。行くのは都市部が多かったんですけど、お芝居を見たり、美術館に行ったり。たとえばパリだったら、ルーブル美術館やオルセー美術館も素敵なんですけど、メトロに乗って小さい美術館を巡るとか、自分なりの滞在の仕方が楽しかったです。

AUTHOR

猪口 貴裕


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