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UPDATE|2022/06/30

元アンジュルム・室田瑞希が歩んできた10年間「佐々木莉佳子がいたから今の自分がある」

左から吉田豪、室田瑞希 撮影/田中正清

元アンジュルムの室田瑞希とプロインタビュアー・吉田豪の対談配信イベント『室田瑞希11年目の挑戦』が、6月27日(月)開催された。

【写真】室田瑞希×吉田豪、対談イベントでの様子【10点】

2012年にハロプロ研修生に加入した室田瑞希。その後、スマイレージ(現・アンジュルム)に加入、2020年3月にグループを卒業し現在はソロとして活動している。活動10周年を迎えた彼女が吉田豪とともに、親しいハロプロメンバーや家族とのエピソード、これまでの思い出など約2時間半たっぷりと語りつくした。

「保育園の頃から将来の夢に女優とか歌手と書いていました」という室田。しかしスマイレージ2期メンバーのオーディションには落選。だがオーディション過程でハロプロ研修生の存在を知り、「宮本佳林さん、勝田里奈さん、竹内朱莉さん……みんなすごい輝いていたんですよ。ハロプロ研修生ってなんでこんなに可愛いんだ!」と衝撃を受けたという。別の芸能事務所に進むチャンスもあったとのことだが、「当時好きだった℃-uteの鈴木愛理さんに会えるかもしれないと思って」とハロプロ研修生の道を選んだと語った。

トークは進み、ハロプロ研修生加入後のエピソードへ。レッスンの厳しさはこれまでにも数多のメンバーが語ってきたことだか、打ちのめされたのは室田も例外ではない。「3カ月くらいで普通の生活に戻りたくなった」というが、そこを思いとどまらせたのが母にかつて言われた「一度逃げてしまうと逃げ癖がつくよ」との言葉だった。

さらに、この研修生時代に良き仲間となったのが、のちに加入同期になる佐々木莉佳子だと語った。現在も続く2人の仲だが、年齢も研修生歴も室田の方が上。そのためか「佐々木莉佳子ちゃんはその頃から『室田さんを越したい!ライバルです!』って言ってくれていたんだけど、私はプライドが高くてそうは言えなかったんです」と振り返る。とはいえ「今考えると本当に意味でのライバルだったし、さっちゃん(佐々木)がいるからこそ今の自分があるなって感謝してます」としみじみ。

3年弱の研修生期間を経て、佐々木と「めちゃめちゃ変わった子で、今もすごく面白い子」という相川茉穂とともにアンジュルム3期メンバーとして昇格が叶った室田。

「さっちゃんとはささいなことでよくケンカした。そこで『どっちにつけばいいの?』っておろおろしているのが相川茉穂ちゃん。いつもこんな関係性で。でも本当に子どものケンカなんで、翌日には仲直りしているんです」

そんな中で、後輩として加入した上國料萌衣や笠原桃奈ともプライベートで出かけるなど交流が深まっていく。特に笠原には「桃奈は最初すごく内気だったのに、一緒に遊びに行ってジェットコースターに乗ったら『うええええーい!』ってすごいテンションが上がって、『なにこの子!』ってびっくりして。面白いキャラだなってどんどん話もするし遊びに行くようになった」という。他にも和田彩花の卒業時にメンバーみんなで花火をしたこと、成人式に参加できなかった室田のためにコンサートの楽屋でメンバー手作りの成人式で祝ってくれたことなど、懐かしい思い出を語る室田に、吉田も「こんなにアイドル全員で青春感を味わっているグループってそうないですよね」と相槌を打っていた。

CREDIT

文/大宮高史 撮影/田中正清


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