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UPDATE|2022/07/27

元さくら学院・堀内まり菜が振り返る声優アーティストへの道「いかに恵まれた状況であったかを痛感」

堀内まり菜



──そうそうたるメンバーで、皆さんその後は女優、モデル、アーティスト、声優など、それぞれ違った道に進んでいます。堀内さんが声優アーティストの道を選んだきっかけは何だったのですか?

堀内 中学2年生の時に職員室の先生(マネージャー)から、アニソンのCDを「聴いてみたら?」って渡されたんです。当時は「魔法少女まどか☆マギカ」にハマっていたのもあって、アニメに関わる仕事にも興味を持っていたのですが、アニソンにはそこまで詳しくなく初めて聴く曲もいっぱいありました。その中に収録されていた『星間飛行』(「マクロスフロンティア」劇中歌)を聴いた瞬間、電車の中だったんですけど、目の前に宇宙空間が広がったほどの衝撃を受けて、アニソンの世界っていいなって。もともとミュージカルも好きだったし、次元に関係なくいろんな世界観を歌で表現できる人になりたいと思っていたので、アニソンはまさしくそういう一つだなと思って。

──もらったCDは、どういうものだったのですか?

堀内 アニソン好きの先生で、オススメの曲をたくさん教えてもらいました。他に『創聖のアクエリオン』や「涼宮ハルヒ」シリーズの『Super Driver』など有名なアニソン、水樹奈々さんの『You have a dream』など声優さんの楽曲もありました。振り返ってみると、礒部花凜ちゃん、熊田茜音ちゃん、吉武千颯ちゃんと活動しているコーラスユニット“ヒーラーガールズ”でカバーさせていただいた曲もたくさん入っていて。アニソンというものにすごく夢を抱かせてもらった、きっかけの1枚になりました。その時の先生は、今もすごく応援してくださっていて、1stライブや舞台も観に来てくれました。マネージャーさんですけど、まさしく“恩師”と呼べるような存在です。

AUTHOR

榑林 史章


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