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UPDATE|2022/07/25

雀士とグラビアの二刀流・高宮まりがプロになるまで「麻雀は何かにのめりこんだ初めての経験」

高宮まり 撮影/松山勇樹

来季で5年目を迎える麻雀プロリーグ「Mリーグ」。注目度も年々高まる中、開始初年度、いやその以前から人気ナンバーワンの女流プロとして活躍してきたのが高宮まりだ。華奢で可憐なルックスからは想像できない闘志あふれるプレースタイル、さらにはグラマラスボディを生かしたグラビア活動でもファンの多い彼女を深掘りした(前後編の前編)。

【写真】雀士とグラビアの二刀流・高宮まりの撮り下ろしカット【8点】

──麻雀は小さい頃からやられていたんですか?

高宮まり(以下、高宮) いえ、始めたのが20歳くらいで。友達に勧められたネット麻雀でした。遅いですよね。学生時代に部活を一生懸命やっていた、ということもなくて、麻雀が何かにのめりこんだ初めての経験だったかもしれません。

──そうなんですね。逆に、どんな学生時代を過ごされたか興味がわきます。

高宮 小学生の時から、ほぼ毎日習い事だったんですよ。クラシックバレエとスイミング、英語、学習塾。バレエと塾が週2ずつだったかな。休みはなくて友達も出来なかったですね。親からは、とにかく勉強するように言われてた、って感じです。中学でも習い事に行けなくなるから、ほぼ帰宅部の美術部に入るしかなかったり。親がとにかく「勉強しなさい、いい大学に行きなさい」っていう方針で、それに従うフリをしてたと言いますか(笑)。

──どういうことですか?

高宮 言うことを聞いて部屋で勉強してると思わせて、自分は屋根を伝って外に出てお散歩したりしてました(笑)。中学の終わりくらいまではそんな感じで、授業中もぼーっと窓の外見て自分の世界に浸ってたり。勉強しろしろ言われるけど、私自身はそんな感じで、ちょっと変わった子供だったと思います。

──高校生活はいかがでしたか。

高宮 一応、進学クラスみたいなところだったんですけど、中学の終わりころにようやく友達が出来てコミュニケーション能力が身に着いたこともあって、高校は勉強ばかりじゃなくて友達もたくさんできて楽しい3年間でしたね。ただ、大学受験に失敗して、高校を卒業してすぐ東京に出て来て予備校に通ってました。でも、2浪したんです(苦笑)。


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