斉藤由貴、中川翔子、倉科カナなど数々のスターを輩出したグラビアコンテスト「ミスマガジン2021」のグランプリに輝いた和泉芳怜。1st写真集『可憐な芳怜』(講談社)を発売した彼女に写真集の思い出や、グラビアへの思いを聞いた。
【写真】美白肌から透明感あふれる和泉芳怜の撮りおろしカット【10点】和泉は2021年、応募総数2915名の中から「ミスマガジン」のグランプリに輝いた。所属する芸能事務所「東宝芸能」では斉藤由貴以来、37年ぶりのグランプリ受賞だった。
待望の写真集のタイトルは『可憐な芳怜』。ただ和泉はこのタイトルとするのに悩んだという。
「せっかくならタイトルに自分の名前を入れたくて、でも『可憐』というとちょっとハードルが上がっちゃうなと思って悩みました。だけどミスマガでグランプリをいただいたので、今回は言わせていただこう、と。本当の自分を表すとしたら、『普通な芳怜』くらいです(笑)」
今年1月に秋田、5月に長崎県の五島列島と2回に分けて撮影が行われた。秋田では雪景色の中での水着という、グラビアの王道シチュエーションにも挑戦した。
「普段のグラビアを見てスタッフさんが、私が寒さに強いことに気づいてくれたのと、私自身も寒いところに行きたかったので、雪のある地域での撮影になりました。水着にはなりましたけど、風も吹いていなかったですし、寒くなかったです。雨の日の野外撮影のほうがよっぽど寒かったかも(笑)」
雪のシーンでは和泉の制服姿も印象的だ。和泉にとっては現役高校生として最後の制服となり、自ら「昭和顔」と語るクラシックな美少女ぶりと紺のセーラー服が見事に似合い、過去にタイムスリップさせてくれるような雰囲気がある。
「私の通っていた学校はセーラー服ではなかったので、制服とはいえ新鮮だったし、やっぱりセーラー服って可愛いなって思いました。写真集はミスマガ2021のメンバーみんな見てくれたんですけど『昭和顔だね』『セーラー服が似合うね』と言われました」
昭和らしいシーンとしてはほかに、こたつのシーンがある。頭をこたつに、お尻だけを外に出す、懐かしさとユーモラスさを交えた場面だが、実はこの場所にも秘密がある。
「こたつのある家は、写真集にも出演してくれた秋田犬を飼っているおばあちゃんのお家です。我が家にも実のおばあちゃんの家にもこたつがなかったので新鮮でした」