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UPDATE|2022/12/23

有村昆がスキャンダルを振り返る「40代になっても消えない若い頃モテなかったコンプレックス」

有村昆 撮影:松山勇樹

映画コメンテーターの有村昆が今、振り切れているという。かつてはクリーンなキャラで一躍注目を集め、バラエティ番組で大活躍。さらに人気アナウンサーとの結婚を果たすと、妻を献身的に支える夫というイメージも醸し出した。しかし順風満帆だった最中、2021年にセクシー女優とラブホテルで密会していたことが報道された。芸能活動自粛、そして離婚…とたちまち人生は大波乱。評判は地に落ちた。あれから1年半…現在は仕事に復帰し、明るく朗らかに活動を続けているように見える。人生の挫折を乗り越えつつある有村昆に、スキャンダル当時のことや現在の心境を聴いた。(前後編の前編)

【写真】スキャンダルを振り返る有村昆

「 “あれ”が去年の5月でしたので、もう1年半ぐらいは経ちますかね。僕のいまの心境をお話すると、まずやってはいけないことをやってしまったという罪の意識はあります。当時はめちゃくちゃ落ち込みましたし、お仕事の関係者や周囲の方々に大変なご迷惑をおかけしたことも事実です。元奥さんだったり、ウチの子供も含めて、家族、親類にも迷惑をかけてしまった。自分自身の軽い行動によって、本当に多くの人たちを振り回してしまったことに関して、本当に深く反省しました。3カ月間ほど謹慎といいますか、自粛期間をいただいて自分自身を見つめ直し、 なんでこんなことを起こしてしまったんだと、本当に深く考えましたね」

コロナ禍の緊急事態宣言下だった21年4月、有村はセクシー女優とラブホテルで密会。あの手、この手で口説いたものの、その目的は果たせなかったという。その一部始終が写真週刊誌に掲載されると、世間は大バッシング。それまでの女性の対する軽薄な行動も次々と発覚し、有村は全レギュラー降板、活動自粛に追い込まれ、ついには離婚。それまでのキャリアを失う結果となってしまった。

「自分の性格を見つめ直して出てきた答えは『やっぱり僕はモテたかったんだ』ということに行き着きました。 結婚して、子供もいて、40代中盤のオジサンになっても、僕の中には昔のモテなかった自分がいるわけですよ。学生時代、体育会系の男子が女子からキャーキャー言われているのを遠くから羨ましがりつつ、僕は友達と三国志のクイズを出し合っているような生徒だった。あの頃の羨望というか、怨念がずっと残っている。それが、たまたまちょっと派手な業界に入れてもらってチヤホヤされることで、文化系の逆襲の念が祟って、自分がまるでモテてるんじゃないかという錯覚に陥ってしまったんですよね…」


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