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UPDATE|2022/12/23

有村昆、スキャンダル後男性からの応援が急増「ピンチはチャンス、セクシー映画や不倫映画を紹介」

有村昆 撮影:松山勇樹

映画コメンテーターの有村昆が今、振り切れているという。かつてはクリーンなキャラで一躍注目を集め、バラエティ番組で大活躍。さらに人気アナウンサーとの結婚を果たすと、妻を献身的に支える夫というイメージも醸し出した。しかし順風満帆だった最中、2021年にセクシー女優とラブホテルで密会していたことが報道された。芸能活動自粛、そして離婚…とたちまち人生は大波乱。評判は地に落ちた。あれから1年半…以前のような映画関係の仕事は多くは来なくなり、バラエティ番組に出演しても叩かれる。好感度は底値となり、タレント業を続けていくのは険しい道に思えたが…。(前後編の後編)

【前編はこちら】有村昆がスキャンダルを振り返る「40代になっても消えない若い頃モテなかったコンプレックス」

【写真】スキャンダルを振り返る有村昆

「復帰して、最初に『バイキング』に出演したときは、コメンテーターの方々にコテンパンにされましたけど、それも仕方がなかったなと思いますね。意識が変わるキッカケになったのは、小籔千豊さんがAbemaでやってる『Bazooka』という番組に出た時です。いろいろな専門家がクイズを出すという企画ということでオファーが来て、僕は深く考えずに映画の専門家としての仕事だと思って現場に行ったんですよ。そうしたら、僕と並んでる他の専門家が裏社会とかアンダーグランドに詳しい方で、僕の肩書は「セックスにまつわるクイズの出題者」だったんです。

そこでなるほど、こういうことか、と思ったんですね。いままでの僕だったら、番組でセックスの問題を出すことはなかった。それまでの人生は緩やかな陽がさす、表参道あたりを歩いてると思ってたんですけど、気づいたら繫華街の裏路地に居る感覚になったんです。

でも、僕はまったく悲観することはなかったんですね。通れる道が増えたと思ったんです。これまでの道の仕事は減ったけど、別の道ができている。いいじゃないですか。嫌いじゃないというのもバレてますし、どちらかといえば適任者。もちろん不倫は良くないことなんですけど、ただ過去を隠してもしょうがない。いいじゃないですか。僕はエロいです、誘惑に勝てなかった人間なんです、で行こうじゃないかと」

「心のパンツ」を脱いだ有村昆。すると、自分ができること、やるべきことが見えてきたという。

「ピンチはチャンスじゃないですけども、僕なんて、みなさんに喜んでもらえれば上等というか、僕のことで笑っていただければ、ありがたいと思うんです。

やっぱり、僕自身が今まで良く見られすぎてたってのがあると思うんですよね。家が裕福だったとか、キャスターの方と結婚したとか、それで仕事をポンポンもらってね。どれも本当の自分ですけど、一方でずっとモテたい願望があったのも自分なんですよ。

だからいま言えることは、非常に楽になったということですね。SNSでも男性のコメントが増えました。僕のTik Tokのインサイトデータを分析すると、いま8割が男性です。なので、映画解説でも『エロすぎるキスシーン ベスト5』とかやるんですよ。これは皆さん喜んでくれて、『アリコンさん輝いてますね!』みたいなコメントをいただけるんです。

インスタのダイレクトメールにも『僕も去年離婚しました!』とか『アリコンさんが頑張ってるのをみて勇気をもらってます』とか、男性からすごい熱量が込もった長文が届いたりするんです。返事したいんですけど、僕はあの件もあってDMはストップしてるので、ちょっと直接的にお返しはできていないんですけど」

謹慎時期には避けていたような映画も、観れるようになったという。


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