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UPDATE|2022/12/21

とろサーモンが明かす結成21年“変化しない”ネタ作り&クリスマスに新ネタライブを開催する理由

とろサーモン 撮影:松山勇樹



──ガチの言い合いじゃないですか(笑)。今年でコンビ結成21年目ですが、ネタ作りの変化はありますか?

久保田 なんっにもないですよ。ずーっと喋って、メモして、台本書いて。で、パって(相方を)見たら、マネキンみたいに外を見てるという20年間。

──横にはいるんですね(笑)。

村田 まあ、いますけど……。

久保田 こいつがボーっとしているのを木彫りで作ってみたいですわ。

村田 シチューの話に繋がってるやないか。

久保田 その木彫りを吉本本社の中庭に飾りたいですね。

──村田さんは俳優・声優としても活躍していますが、久保田さんはチェックしていますか?

久保田 相方の演技なんて見ないですよ(笑)。この前、過労でぶっ倒れたんですけど、救急車を呼んで。救急車が来るまでの間、ボーっとツイッターを見てたら、最新で上がってきたのが「最高のキャンプ」とか言って、こいつが満面の笑顔を浮かべている動画だったんです。そこで倒れました。

村田 病気の時に相方が笑顔で出てきたら最高やろ。逆に元気出たやろ。

久保田 元気は出んやろ。

村田 演技と言えば、今年の初めに舞台をやらせてもらったんですけど、結構な期間スケジュールを抑えられてしまったんで、相方がずいぶん怒ってましたね。その間、相方は絵を描いてたんですよ。その絵が、めちゃくちゃ売れて。

久保田 こいつのおかげで懐に何百万円と入ってきたんです。ありがとうございまーす。

村田 金額を言うな!

──もともと絵を描くのが好きだったんですか?

久保田 全然。ストレスで描き始めただけです。ずっと打席に立ってたのに、急に相方がいなくなった訳ですから。

──これからも村田さんはお芝居に力を入れていきたいんですか?

村田 こういう仕事ですから、求めてもらえることはありがたいんで、求められたらやります。でも俺が芝居をすると、相方のストレスが溜まりますからね。

AUTHOR

猪口 貴裕


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