雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第204回となる今回の観測期間は1月24日（火）～1月30日（月）。
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『新・乃木坂スター誕生！』（日本テレビ）。1月23日（月）・30日（月）放送回は特別企画として、4期生を招いて「乃木スタ歌合戦」を開催。番組から生まれたユニットや4期生と5期生のスペシャルコラボも実現するなど、2週にわたって大いに盛り上がりました。
「鉄板盛り上げ曲対決」では4期生が『恋のダイヤル6700』、5期生が『青と夏』を、「歌姫対決」では4期生・賀喜遥香が『1/2の神話』、5期生・菅原咲月が『GLAMOROUS SKY』を歌唱。また、4期5期混成ユニット「乃木スタメイツ」を率いて清宮レイが『ワンダー・ブギ』を歌ったり、4期3人×5期3人によるキャンディーズのカバーなどこの番組ならではのコラボも実現しました。「歌合戦」と言いつつ、4期も5期も互いに尊敬の念を持ってステージを盛り上げようとしていたのが素敵でしたね（4期生は「盛り上げ方が飲み会」とオズワルド・伊藤にイジられていましたが）。
また今回の企画で4期生と5期生の関係性がたくさん垣間見えたのも、ファンにとってはうれしかったのではないでしょうか。遠藤さくらの大ファンだという井上和は、その遠藤から（『恋のダイヤル6700』冒頭のセリフっぽく）「ハロー、なぎ」と呼ばれ悶絶。池田瑛紗は賀喜のことを憧れだと語り、「こんな子に憧れって言われたら、ちょっと……（笑）」と賀喜も大照れ。ちなみに池田は遠藤の握手会に行っていたというエピソードも語り、一緒にキャンディーズの『春一番』を歌唱した後には「（遠藤は）いい匂いがするんですよ～！」とデレデレする場面も。
